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ゾンビ散歩をしてみよう

最近、本当に自分で決めているのかなと思うことが多々ある。

というのもカフェに行ったり美容室を探したりすることをSNSを使って探しているからだ。
インスタで見つけたカフェに行き、少しくつろいでいるとなんとなく違和感を感じて「なんか違うな」と心の中で呟いてしまう。
なんとなくみんなが行ってるから安心だと思って行くのだろうがみんなが行くイコール自分に合っているということではないらしい。

そう考えながら歩いていると自分の人生のあらゆる決断はGoogle、Meta、Xによって支配されているのでないだろうかと頭の中をぐるぐるしていた。
インフルエンサーが日々いろんなカフェに行きマーキングし、たくさんのハッシュタグとともにネットワークの海に放流した魚を非インスタグラマーである僕はコンテンツとして食しているわけである。

インフルエンサーやみんなが良いという場所は必ずしも良いわけではないよなと考えるようになり意識的に変えてみようと考えた。

そして最近始めたのが全く調べずに適当にフラフラと歩き、良いなと思ったお店に入ってみるという試み。
これを僕は『ゾンビ散歩』と名付けた。
目的地が決まってないのでいつもより歩くスピードが遅く、フラフラと彷徨う様子がゾンビだなと思ったからである。
これが結構ヒットした。
外観や外にあるメニュー、行き来しているお客さんの雰囲気をみてサッと入ってみる。
本当にこれだけなのだが居酒屋にしてもカフェにしても今の所外れていない。
というよりも自分で選んだ感があり良いところを探そうとしているようである。
結局のところ、この自分で選んだ感が大事なのである。
この行動をして分かったのはSNSで調べて行った時は僕はどこか他責だった。
自分で選んだはずなのに選んでいない。

高校時代の進路もそんな感じだったと思う。
あれも自分で決めているようで実際は周りの友達や大人によってコントロールされていたなと僕は思ってる。
本当に自分で決めました!もうこれで行きます!って人は1割もいるのだろうか…。

それはともかく、訪れる場所が続け様に違うと感じた場合はこのゾンビ散歩をしてみると良いのかもしれない。
なにもSNSで調べて行くのが悪いと言ってるわけではなく、行った後に合わなかったなと思うのはおそらく人に選ばされたと思う感情からその店や場所のマイナスポイントを探してしまう傾向にあったのでそれを正したいという次第である。

これからも試験的にゾンビ散歩をして自分の感性に合ったところに飛び込んでみたい。
ただそれをしすぎると他人の、外部からの影響がなくなるので定期的に取り入れて行くべきだなとも思う。

そう、要はバランスなのだ。
バランスが大事〜

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