ときなな文通 #3

ななぴぃへ

お返事楽しく読ませていただきました。ときなな文通、思ったより楽しくなりそうで、今後の展開にワクワクしています。相手の考えていることを改めて文章にして読んでみると、今まで知らなかった一面を知ることができて、とても新鮮な気持ちを感じています。やはり、ななぴぃは素晴らし才能を持っていると感じているところです。引き続き、どうぞよろしくお願いいたします。

さて、ななぴぃが生きる上で大切にしている3つの言葉。私もいたく共感しました。まだまだ若いと言われる年齢ですが、30数年ほど生きていると、漠然とですが、自分の性格や、人付き合い、そして、人生ってこんなものかな・・・というのが、ようやくわかり始めてきたところです。もちろん、私よりも人生経験豊富な年配の方のほうが、その辺りは理解されていると思いますけれども。

人生を生きる上で、「運がいい人、わるい人」と言われ方をよくしますが、運というのは、目に見えないからこそ、そこに色んな人の「気」や「感情」が影響しているのだと思います。その「運気」を上手に使いこなしている人を、「運がいい」というのかも知れませんね。

実は、すべての物体を素粒子レベルで見ていくと、すべての物体は振動していて、その振動数によって、万物のかたちが決まっているようです。例えば、りんごや、机、人間の体の各部位もそれぞれ固有の振動数があります。その振動数、物体の周波数によって、物のカタチが決まってるのです。

ここで、その「気」について考えた際に、「気」もある種の振動(周波数)ということができます。ネガティブな感情、ポジティブな感情、喜怒哀楽の気持ちに、それぞれに固有に振動数があるとすれば、その振動数にあった「気」が発生します。そこに、その振動(周波数)にあった「気」が引き寄せられる。目の前に起きるすべて現象は、その「気」の振動によって引き起こされていると言うこともできます。まさに、自分自身が作り出している現象と言うことができます。

ちょっと話が難しくなってきましたね。このあたりについては、多くの「引き寄せの法則」などの書籍で書かれてある内容ですので、このへんにしておきますね。他にも、運がいい人の事例はたくさんありますが、また思い出した時に書いてみたいと思います。


さて、ななぴぃも私も日本という国で生まれ育ち暮らしていますが、日本での暮らしが合わない人が、沢山いるのだろうな・・・と想像しています。資本主義社会の中で、生産性や効率、利益一辺倒な経済のあり方に、息苦しさを感じている人もいると思います。

社会のルールに沿って、常識を守り、社会規範に則った生き方を知らず知らずのうちに強要される。特に日本は、出る杭は打たれると言われるように、良い悪いに関わらず、目立った人が叩かれてしまう風潮がありますよね。

ななぴぃは、ゲイの当事者で、私もトランスジェンダー女性の当事者で、いわゆるLGBTという括りのセクシュアルマイノリティに属しており、多くの一般の人の生き方とは異なった人生を歩んできたかと思います。それを考慮したとしても、今の日本は生きづらさを感じずにはいられません。


と、ここまでは前段なのですが、

最近、スターシードという言葉を聞きます。地球以外の宇宙の星や銀河を出身とする魂を持つ人のことを、そう呼ぶらしいのですが、もしかするとななぴぃは、スターシードの可能性が高いかもしれません。このような方たちは、そもそも地球の暮らし自体が合わない人がいるようです。地球も広い宇宙の観点から考えれば、私たちは皆、宇宙人と呼べるのかもしれませんが、そのような人が増えてきている印象を受けます。

もしくは、これまでその存在であることに気づかなかった人が、そのことに気づき始めている。つまり、目覚めを体験・体感してきているということかもしれません。その目覚めの時期は人それぞれなのですが、これを読んでいる人も、私もそうかも!と思う方もいるかもしれませんね。

と、冗談はさておき。

ななぴぃの過去の彼氏にワキガの人がいたとのこと。
私は、ワキガの方の匂いがよくわからないのですが、ワキガにも色んな匂いの種類があるのでしょうか?もしかすると、これまでその匂いを嗅いだことがあるかもしれませんが。

そういえば、以前に職場で働いていた人に、私が何となく好みのタイプのイケメンが働いていました。気になっていたのですが、ただ私は、そのイケメンの匂いがどうしても受け入れられませんでした。また、その人は仕事ができるという感じの人ではなくて、どちらかというと少し周囲からズレている、外れさせられているというような印象でした。もちろん、仕事ができることと、匂いは関係ないのですが、その人と同じ職場で、私にとっては上司にあたるのですが、最終的には、その匂いが鼻につくと、イライラした気持ちになってしまいました。

たかが匂いで、人にイライラしてしまうなんて大人気ないと思いましたが、もしその人が人間関係も良い方で、多くの部下や上司・先輩に慕われて、仕事ができる人であれば、匂いなんて気にしなかったのかもしれません。ただ、顔だけはイケメンなのです。

その人は、結局、職場の可愛らしい女性の方とこっそりお付き合いされているようでしたが、本当に好きなら、ななぴぃの言うように、匂いも我慢できる、匂いもいい香りに感じる日がやってくるのでしょうか。その当時は、そこまで心の広くなかった私は、結局、その人と距離をとるようになりました。もし、その人がこれまでの人生で、その匂いが原因で本来なら築けるべき人間関係を失っていたとしたら。実は匂いのことで、人知れず悩んでいたとしたら、残念なことをしてしまったと感じています。

小学生の頃、体臭がきつかった転入生がいました。すぐさま、その子はクラスでいじめられるようになりました。小学生のころは、授業の際、隣同士の子と一緒に机を繋げるのですが、私はその子と隣の席になった時に、机の距離を少し離してみたり、ひどい言葉を投げたりしたことを思い出しました。

大人の今になれば、わかりますが、小学生のころは想像力が足りず、その子がどんな状況、どんな環境で暮らしているか、親御さんの気苦労など、知るよしもありませんでした。

過去のことを色々と書いていると、自分はまだまだ立派な人間とはいえないことを痛感します。立派な人間とは何か?これも人によって考えはいろいろかと思いますが、誠実であるということが、ひとつの答えであると言えるのではないでしょうか。

私は時々、真面目すぎる性格で、ひとりであれこれと考えてしまい、時々、ネガティブな感情に心を支配されて、負のスパイラルに落ちやすいのです。だからこそ、自分自身の感情や、気持ちの整理をして、ポジティブな感情になれるように、意識を向けています。

ななぴぃが書いた、イケメンの要素として「優しい善の心」ですが、その通りですね。このような気持ちはどうすれば育まれるのでしょうね?やはり、家庭環境や、親の影響もあるのでしょうか。

話は変わりますが、「モテ期」という言葉がありますね。自分のモテ期はいつなんだろうか?と思うこともしばしばですが、もし「モテ期」が誰しも平等に訪れると仮定した場合、モテ期のイケメンは、最強と言えますね。なんでも自分の思い通りになると思い込みがあると想像します。ななぴぃの言うことも分からなくもありません。

しかし、そのモテ期が終われば、誰からも相手にされず振り向かれなくなる。その人にベストなタイミングで、誰にでも努力が必要な時期はやってくると思います。なので、イケメンのすべてが、努力をしないというわけではないと思いますよ。イケメンは努力をしないという思い込みが、ななぴぃの現実の目の前に現れたという風に考えてみることもできます。

人は磨けば光ります。すでに光ってる人は、その光に無自覚なこともありますが、その光を通して学ぶこともたくさんあり、光そのもの自体は、何も悪くないと感じます。

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