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気持ちよ、つながっていけ

先日。友達のライブに行く。
小さな場所でのライブが久しぶりだったので、それだけでちょっと懐かしい気分。
勢いと笑いとちょっとした寂しさが混在していて、そこに徐々に巻き込まれる、すごく良いパフォーマンスだった。

表現やアートについて、意味や目的が(ちょっと否定的な文脈で)問われたりするけど、表現って、衣食住や呼吸のように必要なものなんだろう。作品という形にしなくても、誰かに話したいとか、カラオケで自分の気持ちを歌いたいとか、SNSに書きたいとかも含めて。ひとりの「!」がそばの誰かに伝わったら「!!」になる。
表現が意味をもたらすんじゃなくて、表現自体がもう意味なのだ。

最近、自己肯定感が下がりすぎていて「自分以外の人は皆、なんだかんだ言いながら、上手く生きられているんだ」なんて思っていたのに、近況を聞いたら「いやー、どうにもなってないね!」と満面の笑み。
大変だなあという気持ちと「なのにステージはすごい」「いや、大変だからこそ作品が出来るのかな」という気持ちが全部一緒になって、めちゃくちゃ笑ってしまった。

この日の会場は小さなところだったし、彼らは世界的大スターでも、大ヒット歌手でもない(今のところは!)。
でもこの日、あの場にいた私にとっては他の誰よりもスターだったし、その場で久しぶりの人と話して嬉しくなったりもして、「あー、表現ってのはこれで良いんだよー」と何か深く腑に落ちた感じがした。
作品と人と場がリンクして、これまでとこれからをつなぐ。
いい夜をありがとう。


言い訳のコーナー

最近このnoteを読んでくれた人から「よく出かけてるね」と言われたんですが、そうでもないです!1日の出来事をバラバラに書いたりしているので、意欲的に見えるのですが…なんでわざわざこれを書くかというと「めっちゃ遊び回ってると思われたら嫌だな」と思ったからです。
てへへ。

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