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足あとに花を

本のため、「かいちぐ」ツイートまとめの続き。
募集を始めた最初の頃は、漠然とTwitterで話すだけで、あまりきちんと記録としてまとめていなかったので、それを…ひとつずつコピペでエクセルに集めていく作業…。

「もっと早くやっておけよ」と自分に言いたくなるボリュームなんですが、この一つずつのツイートは、皆さんが生きてきた軌跡なのよね…と思うと「まだこんなにある!…すごい」「まだここにもリプがたくさん!…ありがとうございます」という感じで、胸が熱くなります…。

たくさんのツイートの中から、掲載させていただくのは少しになってしまいますが、当事者の声を「事例」ではなくて、誰かから誰かへのお手紙のような感じで読める、優しい本にしたいと思っています。
たくさん聞かせてくださってありがとうございます。あたしゃ頑張るよ。


お知らせ

百年の二度寝さんで展示、販売中の原画作品について、お取り扱いが9月5日までとなりました。
「全然売れてなかったらどうしよう…」とかなりドキドキしていたんですが、おかげさまでとてもご好評な様子…!!!ありがとうございます。

額装した作品や…
小さい原画作品もいろいろあります

グッズ、原画を直接ご覧いただける機会はたぶんしばらくないので、この機会にぜひご覧頂けたら嬉しいです。
どうぞよろしくお願いいたします◎
営業スケジュールは、百年の二度寝さんのTwitterをご覧くださいませ。



またしても 見た映画の感想

新美南吉の「ごんぎつね」の人形アニメーション。
見た後ぼんやりしてしまうほど素晴らしかった。
極端にアクが強いわけでもなく、派手な動きがあるわけでもなく、表情が極端に変わるわけでもない。それなのにその、抑制された動きの一つ一つに豊かな情緒が込められている。

CGのようなリアルさではない。気持ちの感触としてのリアルさが全体から感じられる。風の匂いや,木の手触りや、空気の冷たさ。現実だったらむしろ意識することのない感触が表情を伴って心に入ってくる。細やかな空気の揺れや、雨粒の一つ一つにすら表情を感じた。

人形アニメーションの魅力はこういう所にあると思うし、それが最大限に生きた作品だった。

話自体は「ごんぎつね」なので、ごんが可愛ければ可愛いほど悲しくなっちゃうんだけど、圧倒されてしまって涙も出なかった。
こういう体験をすると本当に、心が弾む。満たされる。


今日の絵

ちょっと待って

(この原画は、百年の二度寝さんに展示していますよ!)

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