せめぎ合う敬意と畏怖(ozkn)
昨日の朝、私は確かに決めていたのです。
「大前提として現在、引越しを目前に控えており、それに伴う出費も多く、また、マンガ制作にもかなり集中していかねばならない。色んな意味で遊びの予定を入れるわけにはいかない。だから、今度の小沢健二のライブも行かない」。
だから、チケットの値段だって見るだけにしたし、買わないけど売れ行きをチェックしようとしただけだし、発売開始の10時にパソコンの前にいたのはたまたまだったんです。だからローチケのサイトに希望座席と枚数を入力したのだって別に買うつもりじゃなかったし、それなのに気がついたら「予約完了」ボタンを押していて…。私は一体…。
オザケンについては色々思うところあり、昔から「全く共感できない」と「どこまで深く人間を見ているの?そのセンス、視点、活動スタイル、全てリスペクト…with love…」という(重い)感情の間を行き来しています。しかし、そのようにしつつも離れる事なく、なんなら「もう小沢健二について考えたくない」とまで思いながら考えつづけ、25年ほど経ってしまいました…。長すぎますね…。
これは二年くらい前、オザケンがMステに出た時の日記です。
単純に好きと言えれば良いんですが「共感できない」と思う時はそれなりに本気で、もうファンじゃないという気持ちなんです。
しかしここ数年の小沢さんは、突然出て来ては、リリースだのツアーだのと突然大発表をするので、その度に「は?!何ですって?」と反射的に動揺してしまい、深追いしてしまうので、嗚呼…。
それを先日友達に言ったら「文句を言いつつ追いかけ続ける。オタクの典型だね」と言われました。わかります。
でもそこは「オタク」と言わず敢えて「フリーク」と言って頂きたい。せめて「マニア」に。
オタクって単語は、小沢健二と合わないじゃん…おしゃれじゃないから…。いや、まあ、私はオタクなんですが…。
この「チケット取らないつもりが取ってしまった事件」で動揺して午前中が終わってしまった。
午後こそは漫画の続き。粛々と清書。うまくやれば前話の倍のペースで出来ている!ここで「だからもう大丈夫」と思うと大体うまくいかないので引き続き緊張感を持って頑張ります。
そしたら来月はオザケンだ…。
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