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トライガン・スタンピードがすごかった話

趣味を縮小するとか言いながら、相変わらずいろいろ見ています。
中でもかなり熱かったのが、アニメ「トライガン・スタンピード」。
ここ数年で見た作品の中で、もうダントツに素晴らしかったです。好みのツボを押されすぎて倒れそうでした。

最初は、CGの精巧さとキャラクターにひかれて見始めたのですが、見進めてみるとアクションというよりむしろSFで、SFというのはつまりファンタジーであり、話が明らかになるにつれ神話的な表現も出てきて、それにしてもキャラがすごい死ぬし、途中の重さ、暗さがすごいんですが血生臭さの向こうにうっすら香ってきたのは、おや、私に馴染みのある匂い…。くんくん、あ!これは!メルヘンだ!
あ〜、ダメです!そんなのは!そんなものを出されたら私は、もう…愛することしかできない…。

かくして、話数を重ねるごとにストーリーはハードさとファンタジックさ、切実さと美しさを増していき、私はただ、テレビの前で胸を押さえながら「ああああああ」などと唸ることしか出来ず、1話ずつ見るつもりがとめられず、そのせいで夜更かしなり、見たら見たで興奮して眠れなくなり、そしてまた続きを見ては「ぐおおおお」と頭を抱え、最終回を見終えた時は興奮と疲労でクタクタになっていました。

なんとなく見始めた作品に、ここまで狂わされてしまうとは思いもよらず…。良い旅を…ありがとうございました。
自分の心に響く作品に会えるって、本当に幸せなことですね…。私はしばらくこれを繰り返し見、旧作を見、原作を見て楽しもうと思います。


そんなわけで、今日の絵

ここに載せる挿絵を…と思ったんですがただのファンアートになりました。楽しかったです。

そして宣伝

まったくテイストが違いますが、せっかくなので私が参加したアニメも見てください!こっちはこっちで、面白いんですよ!


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