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絵日記やまんが

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アナログ絵日記や、日々のエッセイ漫画です。
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#コミックエッセイ

お出かけ記録①CLAMP展に行った話

夏ですね!いや、夏は終わってしまいました。そう、それはつまり「夏に企画されていた展示が終わっていく」ということなのです。 というわけで、お出かけ記録を書くことにしました。 さすが、デビューから35年というのは伊達じゃありません!時系列やテーマに沿ってカラーイラストや原稿が展示されていたのですが、その精密で美しいこと! 私がいつもCLAMP作品を見て唸ってしまうのが、時代や流行に合わせて微妙に絵を変えているところです。 四人いるので、いわゆる普通の漫画家さんとは違いますが、そ

くやしさの台風!だが!

台風だからさっぱり予定が決まらず、前日からずっと出かけるか否かとか、備えとか警報とか、イベントの可否とか、どじょっことかふなっこで疲れてしまいました。夜があけたと思うべな。 「帰れなくなったら大変」という気持ちと「後悔するのは大変つらい」という気持ちがせめぎ合ったんですが、結局、まあなんとかなるだろうというフィーリング(?)が勝ちました。 仕事も出来たしライブも行けたし結果的に最高。人間、切羽詰まった気持ちというのは大事なんだと思います。たまには!たまには、ですよ…。いつも

耳鼻科のピュアネス

毎月行っている耳鼻科の話です。 いや、この漫画では全然表現できてないんですが、なんというか、年齢にしたがって出てくるはずの、人生の場数感というか、すれた感じというか、そういうのがないのです。すごい。普通に羨ましいです。 ところで「星飛雄馬の姉っぽい」という表現は通じるのでしょうか? 精神科もですが、病院のエピソードってなんか漫画に描きたくなっちゃいます。 まじめな場だからこそ、何かゆるいポイントを無意識に探してしまうのかもしれません。

八王子まつりに行った話2024

ヘイ、みんな、暑いけど調子はどうだい? 最近なかなか、絵がアップ出来ていなかったけどね。今日は、みんなにどうしても言いたいことがあって絵日記を描いてみたんだ。(おもむろにギターを手に取る)(じゃら〜ん) ちょっと恥ずかしいけどな、ふふっ、まあ、聞いてくれ。「八王子まつり」。 四方八方から登場する巨大な山車は、さながらデコトラの光を放ち、我先にと神輿に群がる屈強な男たち、その喧騒をものともせず鳴り続けるお囃子、踊るおかめの向かいではひょっとこが踊り、打ち鳴らされる太鼓、その直

漫画の掲載&ゾンビ道場のこと

昨年、「こころの元気+」(発行・NPO法人コンボ)にご掲載いただいた漫画をポートフォリオに公開しました。この号の特集「私の自慢話」に合わせ、アタクシの最高の自慢を書いています。だいぶ珍しく、直接メンタルヘルスの話ではないものを書けて新鮮でした。 普通のお店で買うのもいいんだけど、可愛い服がなさそうな場所で、可愛いものを探すというのが面白いんだよね。フリマも大好き!宝探し感覚です。 ゾンビ道場のはなしnoteにあまり書いていなかったのですが、ゾンビ道場31号、皆様のご協力に

その山とこの山を越えようぜ

相変わらず本を作っています。 今は自分の話はひと段落して、取材した話やそのまとめなどを製作中。 重いエピソードもありますが、その経験を以て、その人がその後の人生を紡いでいるという、それが尊いと思うんですよ。本当…。 「みんな生存お疲れ様です!」とハイタッチしたい気分です。 一応説明すると最後のコマのアレは、ファブルの主人公が、自分のモードを切り替えるために頭をトントンと叩く仕草のことです。 良いアイデアだなと思って、つい───。 さて、もうすでに前回の投稿から間が空いて

お誕生日、慈しみの朝

不肖アタクシ、先日お誕生日を迎えました。お誕生日の朝、それは一年で一度の特別な日❤️ まあ、バラは、自分で自分の世話出来ないんでしょうがないですね…。 また、これとは別に夫がわざわざお花を買ってきてくれたんですが、私が朝のニュースで、次回都知事選立候補者の云々を聞いていたら後ろからいきなり「おめでとう」と花を渡されたので、蓮舫氏出馬からガーベラに気持ちを切り替えるのに一瞬時間を要してしまいました。 でも嬉しかったです。ありがとうございました。 何はともあれ、平穏に、しか

我が身をふりかえる

めっちゃくちゃ遅くなりましたが、3月9日、双極性障害自助グループ、bipolar questさんの催しに、トークで参加させていただきました。 この日、呼んでくださった主催のちどりさんはもう10年自助グループを続けているとのこと。話せる場がある意味は大きいし、継続ってすごいな…。 それで私もこの日、気づきがありました。 トーク内で「昔はそういう状態になっていた時もありました」と思いっきり過去形でしゃべっていた自分を思い出し、ギャハハという気持ちになりました。 私の躁状態って特

図書館で何を見るか

これは書かずにはいられませんでした。 別に不快だったわけじゃないのです。 ただ、何を読んでるのかわからないのに、隣で「ははーん」とか言われたら気になりません?! おじいさんは一体何に関心したのか?何を見て、そんな深く頷くほどの気づきを得たのか?時事問題か?スポーツか??? 私は仕事に使う資料を見ていたんですが、気になってたまらないので喫茶店に移動、速攻でこの漫画を描きました。 ネタは鮮度が大事。 お仕事のご依頼承ります イラスト、まんが、テキストのお仕事承ります。 連

おみくじに負けた心

↑前回、おみくじで凶を引いた私の続きです。 確かに、「イエ〜イ!大吉、来い来い」などと思いながらくじを引く私より「良いといいな〜」と言いながらくじを開く彼の方が謙虚であることは間違いないでしょう。 しかし私はこの時本当に凹んでしまい、どのくらい落ち込んだかというと、インスタのアンケート機能で人から励ましを得ようとしたくらいです。 お知らせ その1 双極性障害の催しに、トークで少しだけ出演します。私は13:00からのコーナーです。 詳細は双極月間さんのnoteをご覧下さ

おみくじに負けるな

以前ここに、おみくじが末吉で凹んだという話を書きました。 これ↓は1月です。 そして2月。節分の際に再び「末吉」を引きました。上図の通り私はつねに「イエーイ!来い来い大吉」というテンションなので、2連続はさすがに意気消沈です。 そして先日、高尾山に登る機会がございまして、再度臨んだのですよ。おみくじに。 ロックは私の味方だと思っていましたが、神社とロックは関係ないみたいです。 書かれていたのは「全体的にふんだり蹴ったり。身の丈を見誤らず、慎んで謙虚に生きてください」的

副作用と日常

病院の話の続きになりますが、新しい薬を飲み始めました。 実際、悩んだ副作用が多かったのは事実なんですが、たぶん関係ないであろうことも全部「副作用のせいだ」と思うことで乗り切りました。 夫もこれに付き合ってくれ、私が「また寝過ぎた」「また1日が終わってしまった」「洗濯を忘れた」「野菜炒めがこげた」「郵便局に間に合わなかった」などと言うたびに全部「副作用だよ」と言ってくれました。なんて出来た伴侶なんだ。 おかげさまで薬は効いていて、変な緊張などがだいぶなくなっています。よか

薬と面子をとりもどしたい

前回の続きです。 ボーッとしていたら処方箋を道に落としてしまい、結局また取りに行きました。 「あー、そうなんですね〜」とか言ってスルーされると思ってたので戸惑ってしまいました。 ちなみに、処方箋の再発行をクリニックで→薬局、と言う流れだったんですが、クリニックの受付の人はめちゃくちゃ慣れた様子でした。 メンタルクリニックは、ほら、色んな人がいるから。私の…仲間みたいな人も…いるでしょう…。 いる?いるはず…。 お知らせこちらのイベントに、ゾンビ道場で参加します。 ギャ

危機と笑い

新しい薬を始めました。 ボーッとしてるから病院に行くのに病院が遠いので、行きも帰りもボーッとしてることが多いです。 私はドリフをそこまで熱心に見ていたわけではないと思うんですが、そんな私ですら、このように何かというと頭によぎってしまうのだから、時代を作った笑いというのはすごい。 漫画はまだ続きがあります。それはまた明日…、明後日…?そのくらいに…。 お知らせこちらのイベントに、ゾンビ道場で参加します。 ギャラリーharu & みじんこ洞 冬の企画展〈フリペ展〉 開催