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地方在住マッチングアプリユーザーの余談【車】

余談だが、私は警戒心を持ってマッチングアプリを利用していた。

初対面ではランチかお茶を提案し、明るい時間に顔合わせ。

39人と会ってきて、初対面が夜だった人はたぶん2人だけ。
どちらも私の希望で家の近くの居酒屋を指定した。
現地集合、現地解散。
ものすごーく健全。

マッチングアプリで会った同県在住者のほとんどがマイカーを所有していた。

お互い車でやってくるので、私は車種やナンバープレートが相手にバレないように、約束時間より早めに着いて駐車場の端に車を停め、歩いて集合場所に向かうようにしていた。
車から個人情報が漏れることを警戒していた。

初対面で相手の車に乗せてもらう時は、デート前に相手の名前・住所・職業・年齢など分かる範囲で信頼のおける友人にLINEをし、デート終了後に安否確認のLINEを毎回送っていた。

待ち合わせした場所まで送り届けてもらう時も、「トイレ行ってから帰るね」や「ちょっと欲しい物あるからお店寄ってから帰るね」と言って、自分の車がバレないようにして別れる。


気を遣う場面は多いけれど、お相手の車に乗せてもらうことにはいくつか利点があると気付いた。

①ステータスが分かる。
②運転で性格診断ができる。
③リラックスして会話ができる。
④音楽やテレビの趣味が分かる。
⑤匂いが分かる。

つまり、相手のテリトリーに入ることで普段の様子を窺い知ることができるのだ。

私は特に、②運転で性格診断ができるに比重を置いている。
マッチングアプリのプロフィールは言わば表面。
嘘を書いてもバレないが、運転には素が出る。

これまで、同乗者(つまり私)のことを考えない運転をした人には怖い思いをしたし、一瞬にして冷めた。
逆に、交通ルールを守り、思いやりがあり、安心した走りの人には好感度爆上がり。

好きになった16人目の彼も、24人目の年下彼氏も、後者に当てはまり運転が上手だった。

39人目の彼も運転上手だったのでそれを褒めると、「どれほどの数の男性の車に乗ったの?」と思われたようで気まずい空気が流れた。。あちゃー。

たまに私の車に相手を乗せる事もあったが、事故の無いように本当に気を遣っていた。

本当は、相手の車に乗らないことが一番だと思うが、交通の便が悪い田舎は車が無いとデートするにも大変なのである。

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