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2年経った。大切な作品のリリースから。

タイトルの通りです。

僕らが「東京クロノス」というVRミステリーアドベンチャーゲームを2019年3月20日にリリースしてから2年経ちました。

当時2019年といえば、2016年にVR元年と言われ、2017年に「全然VR来ないじゃん!」と言われて幻滅され、それをまだ引きずっていた年です。

2年前の今日3月20日に発売された「東京クロノス」というタイトルは、その暗澹たる雰囲気を吹き飛ばしました。

そもそも「東京クロノス」というタイトルはシリアスで少し暗めの雰囲気の物語重視VRゲームです。

2018年、春。櫻井響介が目を覚ますと、
そこはいつものような賑騒がしさのかけらもない渋谷の街だった。
周囲を見渡しても、人間の姿はない。
唯一見つかったのは、自分を含む8人の幼馴染たちのみ。
渋谷スクランブル交差点でこの世界について話す8人。
すると突如、大型ビジョンに血のような赤い色のメッセージが映し出された。
「 私は死んだ。犯人は誰? 」
不可解なメッセージを目の前に、この世界から脱出を試みる8人。
もしも、この世界が「クロノス世界」であるなら……脱出方法は1つ。
不可思議な現象を起こしている犯人を見つけ出し、殺すこと――

こんなこんな少しゾクゾクとするようなあらすじの作品です。

しかし、少しだけネタバレなのですが、東京クロノスの最後の最後で、
「突き抜けるような青空」が見えます。


緊迫感溢れる、閉鎖された誰もいない渋谷に閉じ込められていた先に、登場人物たちが見た景色。

それはVRゲームであるという、凄まじい没入感が持つ閉塞感から解き放たれた「解放を告げる青空」です。

この青空は東京クロノスのtrue endをVRで体験した人にしか伝わらない、文字にも動画にもできない「VRでしか体験できない唯一無二の青空」だと思っています。

これは僕自身の個人的な感じ方なのですが、

2016年にVRでエンターテインメントを作る会社を作り、
3年間市場が伸びなかったり色々なことがありもがいてきました。

東京クロノスのラストを体験した時、その青空を見た時、僕は解放されたような体感を持ちました。

当然、物語の結末を知っていたのですが、監督の柏倉晴樹が作ったラストのVRの青空の演出を体験した瞬間に泣きだしそうな気分になりました。

これは、長い冬の終わり、つまり

「春を告げる」作品だ

とそう強く強く痛いくらいに感じました。

日本発のVRゲームとしては異例なくらい沢山の人に東京クロノスを体験していただきました。

東京クロノスという作品が、2周年を迎えることができるのは、いつも応援してくださる皆様のおかげです。

東京クロノスを応援していただき、我々MyDearestというチームを支えていただき、本当にありがとうございます。

チームを代表して深い感謝を伝えさせてください!


東京クロノスをまだプレイしてことがない方は、PSVRでも、Oculusでも、Steamでもプレイできますので、是非体験してみてください!

また、VRヘッドセットをお持ちでないかたは、3万円代前半(税抜き)で買えて、これ一台で動くスタンドアロン型のOculusQuest2がとてもオススメです!

上記のAmazon限定で、3月中であれば東京クロノスから300年後を描いて、VRゲームにもかかわらずファミ通電撃アワード2020のアドベンチャー部門にて最優秀賞を獲得した「ALTDEUS: Beyond Chronos(アルトデウスビヨンドクロノス)というタイトルの体験版まで特別についてきます!


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しかもOculus Quest上では、東京クロノスとアルトデウスのセールも3/23のAM2時59分までまでやっておりますので、是非この機会にプレイしてみてください!

東京クロノスは「VRの春を告げる」作品です。


アルトデウスは「VRの初夏を告げる作品」です。


p.s.
また、偶然にも東京クロノスで主人公の妹でありとても重要なキャラクター「櫻井凛」を演じていただいた「かめがいあやこ」さんがボーカルをつとめる「ポップしなないで」のライブに参加してきます。

久しぶりのライブすぎてとても楽しみすぎます!!!!!!!!!!

ちなみに僕は「Creation」という、とてもポップで可愛い感じもあるのにとても後ろ向きなこの曲がとても好きです。

ライブ楽しんできます!!!!!!!!!!!!!

皆様、良き春をお過ごしください!

季節の変わり目で気温の変化が激しいので、お身体にだけはお気を付けて!

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