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やりたい仕事を探し求め1年半、ついに思いもよらぬ仕事を発見した

こんにちは、ときたゆうです。
会社を退職して以来、1年半、専業主婦として日々過ごしていた私ですが、ずっとずっとずーーーっと考えていた。
 
自分のやりたい仕事とはなんだろう・・・

今回のnoteでは、思いもよらぬ分野に「やりたい仕事」を発見することになった経緯を書こうと思う。

もし、現状の自分の仕事に対して違和感を抱いている方や、
転職したいけど、次、何の仕事していいか見当つかず足踏み中の方がいらっしゃいましたら、一つのケースとして、少しでも参考になったら幸いです。

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私は美大を卒業して以来、こう考えて生きてきた。

やりたいことでは自活できない。
生活のため、お金を稼ぐためには、仕事(=やりたくないこと)をしなければならない。
お金を稼ぐためには、我慢・忍耐・努力が当たり前で、自分の欠点をなくし、感情は殺し、自分を社会に適応させなければならない。

この考え方で、どんどん本来の自分からかけ離れた人間として仕事に従事することになり、追い詰められていったと振り返る。

※休職と退職の経緯は、よろしければ ↓ 下記noteをご参照ください。

休職

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もう同じことは繰り返したくない。
安易にこれまでの路線に戻ることだけは避けたい。

その頃、手に取った書籍に、こう書いてあった。


“やりたいことが分からない時は、幼い頃好きだったことや、誰に言われるでもなく自然としてしまうことを思い出してください。その中にヒントがあります。“


記憶を掘り起こし、今もなお、心動かされる対象を追っていくと、少しずつ見えてくるものがあった。

・下校時に、犬や猫の集まる場所に立ち寄って動物と遊んでいた。
・小学校の委員会では、飼育委員をチョイス。
・友人宅のペットと仲良し。
・個展をした時、動物をテーマとして選んだ。
・父は犬から異様に好かれる。
・家になぜか猫がやってくる。(note:ねこ三昧より)
・WW○へ寄付をしている。
・動物との触れ合いが好き。(note:ペットレンタルを利用してみた。より)
・水族館のショーで感動して泣き、悲しい動物のニュースでも泣く。

はい、答えは、動物です。


職業にしようとはこれまで考えもしませんでしたが。
そういえば、
小学校のころの委員会って、初めての就職みたいだなあと思う。
幼いながらも、ちゃんと自分の好きなことを選べていたことに関心。


会話の中で、夫の言葉からもヒントを貰っていた。

夫「今までの経歴とか一旦忘れてさ、本当に心が動かされることを仕事にしてみたら? 例えば・・・なんか動物の世話する求人ってないの?」


さらに最後の一押しになったのが、昨日の出来事。

散歩中「保護猫カフェ」という店の看板を発見。
猫カフェは知っていますが、“保護猫”のカフェは初めてで、少し立ち止まった瞬間、ちょうど店からおじさんが出てきて、話しかけられた。

「あなた猫好きですか? 私この店から猫を引き取ったんですよ~」

引き取った猫の動画と、保護猫の現状と課題を共有され、店内も見学させてもらった(注:このおじさんは店員ではない)。
ただぼうっと立っていただけなのに、“保護猫”について、なぜか取材したかのような詳細な情報を入手してしまった。

こういう時、神様の仕業かな?と私は思う。

おじさんの話では、コロナ禍で保護猫が増えているそう。外出できず、ペットを求める人が増えたものの、人の都合で気軽に手放す人も増えているとか。
保健所に「これ、お願いします」と悪びれもなくペットを差し出す人の話も聞かされた。
一方、保護猫の引き取り手は減っているとのこと。

帰り道、考える私。

猫を飼うときは保護猫を引き取ろう・・・しかし、ペット可の物件が少なくてハードル高いんだよなあ・・・

先日、不動産屋から聞いた話を思い出す。

過去ペット可物件だったものを、猫の爪とぎで壁をボロボロにされた経験のあるオーナーさんが、不動産価値を守るために、特に猫を嫌がりペット不可とするケースが増えていると。

動物を飼いたくても物件がペット不可で諦めている人、結構多いんじゃないか、と想像する。

待っている猫たちがいて、飼いたい気持ちのある人がいて、ご縁が結ばれないというのはもったいないことだ。。

他に、動物を飼うことのハードルってなんだろう?

そういえば昔、「結婚できない男」というドラマで、
急に入院することになった隣人の飼っている犬を、阿部寛が預かる・・・というシーンがあった。
一人暮らしで、長期的な見通しの立たない入院や、コロナで入院することになったりしたら、ペットの世話は実際どうしたら良いんだろうか??

これまで思いもしなかった疑問が浮かんできた。

“入院 ペット 世話“  で検索すると、

“ペットシッター“ というワードが目に入った。

ペットシッターとは
飼い主に代わって留守中のお宅でペットの世話をしたり、犬の散歩代行を行ったりする人をいう。 飼い主が仕事や旅行などで家を留守にする時や病気やケガなどでベットの世話が出来ない時などに世話を代行する人のこと。
(Wikipediaより)

ベビーシッターは聞いたことあるけど、ペットシッターは初めて聞いた!

これは、動物を飼うことへのハードルを和らげたり、ペットの役に立てる仕事だと感じた。
また、動物を飼うことが出来ない私でも、ペットを飼っているお宅の手伝いをするという形で、動物に向き合うことが出来る仕事かもしれない。

調べると、未経験でも応募可能な求人がある。
本当は資格を取得してから就業したほうが良さそうだが、資格取得の支援制度もある求人が目に入ったので、まずはそちらに応募をしてみることにした。

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・・・正直まだ先は読めませんが、
これが現時点までの「やりたい仕事」に向かう道筋。

1年半前には、まったく想像もしなかった分野に向けて、自分の世界が広がりつつあることに驚いています。
また、進展があったら書きたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。
それでは、また。

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