ちんちんを教わる
とうとうやってきた。我が家の3歳5ヶ月の息子だ。
事あるごとにちんちんちんちん言っては楽しそうにしてやがる。
一体誰の影響なんだ。そうだ。私だ。41歳4ヶ月の父だ。
よく子供が笑うので家でちんちん言っていたのだ。いや、子供のためではない。社会で戦う現代ストレスを解放するため家でのびのびする必要があるのだ。ちんちん言うのだ。男子は永遠に男子なのだ。
しかし息子よ。あまりに言いすぎだ。
「おはようちんちん」
それは誰に言っているのだ。
「お母さんちんちん」
「お父さんちんちん」
「妹ちゃんちんちん」
おい。使い方が雑だ。そのうち2人はちんちんがない。
当然母親はいい顔をしない。
母「保育園で言ってないよね!?」
母「あんまり言うと嫌な気持ちになるからやめて!」
父(俺)「お父さんは特別な訓練を受けているから言っても大丈夫なのだ。」
そんなある日、息子が寝室に行く間際に私に告げた。
「お父さんはちんちん言ってもいいから、僕がグーグーグーグー言って寝てる間にちんちんちんちん言ってもいいからね。おやすみ。」
おお。なんかありがとう。そしてすぐ戻ってきてまたこう告げた。
「でも、言いたくなかったら言わなくてもいいからね。言いたかったら言ってもいいからね。おやすみ。」
息子よ。父ちゃんはそのあたり自分でコントロールできるんだよ。今度教えてやろうっと。
(メッキー)
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