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実は


人形劇歴が意外と長くて。かれこれ9年近く人形操演師としても仕事をしています。
愛知人形劇センターの理事もやっているんですよ。といっても理事の仕事なんてものはあらゆる雑用が多いのですが。

実はつい先ほど、関西を拠点に活動されている人形劇団ココンさんの公演を観てきました。
ココンさんは糸操りの劇団で、ほぼお一人で演じられています。
もうマジで手品です。
糸操りの仕組みの多さ。ほんの5分のシーンでも、たくさんの創意工夫により数々の仕掛けがあるのだと感心します。ご本人にお話を伺える機会があったのですが、もう途中から考えるのをやめました。あまりに巧みすぎて、一朝一夕ではまるでダメだと。

自分が操演している人形は、主にドグシといって、頭に持ち手が付いているタイプだったり、手袋型のパペットなので、糸操りの人形は触った事がありません。絶対に糸絡まるし、確実に泣きそうになります。

糸操りを扱う未来は一瞬であきらめ、今までのキャリアを積み重ねようと心に誓った1日でした。
そんな未熟なワタクシですが、2021年度に愛知人形劇センターと損保ジャパンが共同制作した人形劇映像作品があります。
SDGs人形劇「The hands」。こちらは手袋型のパペットで操演してるので、良かったらご視聴下さい。


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