見出し画像

Sony ZV-1Fの意外な弱点

軽くてコンパクト。旅だけでなく日常的に、たまにポケットに入れて持ち歩いていて、すっかりメイン機になっているSony ZV-1F。

焦点距離は固定の20mm(35mm判換算)で、自撮りを含めた映像にはもってこいの画角だ。さすがVLOGCOMライン。ブイログのためにあるようなカメラだと思う。

写真を少し長めのレンズで撮りたい時は、デジタルズームして35mmレンズのカメラとして使う。サイズ感的にはBIGminiよりも小さく、ローライで撮っているような気分。

重さはバッテリー込みで256g、iPhoneより若干重いくらい。この重さとサイズ感でバリアングルで4K動画も撮れる。

これまでの旅や山で写真も動画も撮ってきて、ようやく現場でのハンドリングやカラーコントロールの癖をつかんできたところ。

機材の軽量化と映像品質のバランスはなかなか取れていて気に入っているのだけど、使っているうちに弱点もいくつか見えてきた。

「そんなことはこのカメラに求めることじゃない」

そう言われることはわかっていながらも、フルサイズ機からコンパクト機材へのダウンサイズを考えている人に向けて、何かの判断材料になればと思う。

ZV-1Fで撮影した映像はYouTubeでも公開中。

ここから先は

2,303字 / 3画像
この記事のみ ¥ 300

いつも応援してくださる皆様に田中常丸は支えられています.本当にありがとうございます.