図書館で民俗学に出会う 当時、中学高校に通わなければならなかった私は、当然引っ越すことも出来ず、ノスタルジーを満たせず悶々とした日々を送っていた。 そんな中、図書館である本に出会った。ある本と言っているのは勿体ぶっているわけではなく、タイトルが最早わからないというだけなのだが、宮崎駿が民俗学が好きで作品にも云々的な話が載っていた本だった。 私は『となりのトトロ』や『もののけ姫』を作った人が好きな民俗学というものはどんな学問なのだろうと思い、民俗学を調べるようになった。
本当に一番最初のきっかけ 子どもの頃、好きだった音楽を覚えているだろうか。 もう本当に小さい時なら、アンパンマンとか当時放映されていた子供向けアニメの曲になるかもしれないけれど、そこまで昔の話ではなくてある程度音楽を意識して聞くようになった年齢の話。 私の場合は、『八木節』という関東では盆踊りの時によく聞くあの曲だった。テレビで流れるJ-POPよりも洋楽よりも『八木節』が好きだった。 好きになる時なんて理由付きで好きになるわけじゃないので特に理由はないけれど、私はこ