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2023下半期ふり返り②九州ユース合唱団、ふたたび

4年ぶりの通常開催!


「九州ユース合唱団」。私にとってとても大切な企画型の公募合唱団。
30歳以下の熱く若い合唱人が集い、合宿形式で音楽を磨き、演奏会で披露して解散するという企画。私の人生を変えたひろしまユース合唱団から枝分かれする形で、2014年から毎年9月に開催を続けてきました。師である松原千振先生、同郷の偉大な先輩・兄弟子である今釜亮先生と共に、3人目の指揮者として私もご一緒させて頂いています。この通称QYCもコロナの影響でmini開催や中止が相次ぎ、この9月に通常の合宿・演奏会形式が4年ぶりに実現したのでした。

ブリテン諸島の音楽


「民族性」をテーマにプログラムを組むQYC。今回の私は、「ブリテン諸島の音楽」というテーマで、日本でも馴染み深い3曲を指揮しました。
・A.Makor編曲によるアイルランド民謡「Oh, Danny Boy」
・H.Bishop作曲、B.Chilcott編曲「Home, sweet, home」(埴生の宿)
・S.Rimkus編曲によるスコットランド民謡「Charlie is my darling」
 ブリテン諸島の音楽には昔からなぜか強く惹かれていて、いつかQYCで触れたいと思っていた曲に臨むことができました。

少数精鋭とはこのこと


これまでQYCは20-30人のメンバーから成ることが多かったのですが、ここ数年の足止めが影響したか、今年は参加者が少なくなんと過去最小の12名。これは大丈夫なのか…と心配しましたが、蓋を開けてみれば確かな精鋭たち。この人数で「Magic Songs」まで歌ったんですから凄いことです。合宿中は実に充実した音楽の時間となりました。

松原先生にアドヴァイスを頂きながら、若者たちと音楽を練る。


今回のチラシ。先生方と自分の名前が並んでいることにいつも背筋が伸びる。

ご声援・ご支援ありがとうございました!


 骨太なプログラムをしっかりと歌い上げた精鋭たち。最後には松原先生の指揮で「赤とんぼ」を歌い、お客さまと、そしてメンバーとの再会を誓い合い、解散。QYC2023は充実のうちに幕を閉じたのでした。
 今回は、寄付という形で開催を応援して下さった方々もおられました。本当にありがとうございました。
 メンバーは皆、ここで得た経験を確かに持ち帰り、次回、より成長して再会するのです。そして2024の開催も準備を進めています。新たな参加者も両手を広げて歓迎しています。多くの若者と出会いたい。共に成長したい。2024もお楽しみに!

 参加されたメンバーの皆さん、そして松原先生、今釜先生、マネージャー的あず、本当にありがとうございました。

九州ユース合唱団2023

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