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2021/02/18

将棋棋士の藤井聡太二冠が高校を自主退学したそうです。
昨年にタイトル2冠を獲った事もあってスケジュールが忙しくなって、学校へ通う時間が取れなくなったという事です。
昨年はコロナの件もあって休校が続いたこともあって、出席日数が足りなくなって留年が決定していたようですが、タイトルホルダーになったっ為、昨年以上に多忙になるし、将棋に打ち込まなければならなくなり、更に学校へ通う時間が取れなくなるためという事でしょう。

まあ、将棋の棋士はそれこそ実力主義の世界であるので、あれだけの才能があれば、学歴なんかなくても全く問題はないだろうし、生涯の職業としてやっていくと自分で決めたのなら、それでよいと思いますし、応援したいです。後ろ向きな理由ではないですし、何といっても職業を持っているのでそちらが優先されるのは仕方がないと思います。
同じ棋士の羽生九段も忙しい為、高校へ通う時間が取れなかったので出席日数が足りなくなったそうです。その後、通信制の高校へ編入して卒業されたそうなので、後々、高校を卒業すればよかったと思っても、同じようにすればいいので、今は目の前の事を頑張ってほしいです。

そういえば、学校の無償化ということで、高校は私立高校でも所得制限があるけれども実質無償化になっているようですね。
さすがに自分は、それはどうなの?とか思います。
無償化にするのは時代の流れだからしょうがないとしても、公立はともかく私立は違うんじゃないかなと思っています。
それに、無償化するならもう高校までは義務教育にすればいいのにと思います。建前上はともかく、もう社会が高校くらいは卒業しておきなさいという状況ですし、勉強したくないけどしょうがないから通う人にとっては、もはや義務みたいなものですし・・・

ただ、大学無償化はやめて欲しいなと思います。
あまり真面目でなかった自分がいうのも何なんですが、やはり、大学は更に学びたい人がいくものであって、今のように、就職するためのものではないと思います。
もし、勉強はもういいやと思うのなら高校でたら就職でいいと思います。
それでもし、勉強したくなったら、そこで大学へ行けばいいじゃないですか、無理に行くことはないと思いますし、そんな状況で行っても身にならないと思います。
実体験からすると、働いてから、あの時もっと真面目に勉強しておけばよかったなってなるんですよね、そして、自分はいまも、時間と金があれば、出来れば今度は純粋に知的好奇心を満たすために通いたいなと思っています。
まず学歴偏重の企業や社会の意識改革をするべきなんじゃないかなと思います。高卒で働くことのハンデがなくなれば、勉強したくないのなら、高校を卒業して働いて、もし、勉強したくなったら、そこで大学へ通うっていう選択肢もとれるように、そういった部分に補助金をつぎ込んで欲しいなと思います。
そういうのも多様化の一つなのではないかなって気がしますし、学びたい時期に学ぶことができる。それも教育改革じゃないのかなと思います。




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