ブランディングスキル
みなさんおはようございます。久しぶりのアウトプット回です。よろしくお願いします。今回はブランディングスキルについてのアウトプットです。この発信から、ブランディングの基礎、必要性が得られると思います。
結論 商品を売りたいのであれば商品を売るな
どういうことか。これは売りたいものがあった場合、それを売り込むのではなく、向こうから買いたいと思わせる対策をしろということです。そして、その際にブランディングが必要不可欠であるということです。ではなぜブランディングが必要であるのか。それは、ブランディングがあればマーケティングもアドバタイジングもPRも必要なくなるからです。ブランディングの効果は例えるならば相手から好きだとされることです。これが達成されていれば、上記の三つのような相手に好きですということをしなくても自動的に好きでいてもらえるわけです。
ブランディングは大きく分けて4つあります。
・コーポレートブランディング(どう繋がるかのブランディング)
・プロダクトブランディング(何を売るかのブランディング)
・マーケティングブランディング(どう広めるかのブランディング)
・セールスブランディング(どう売るかのブランディング)
の4つに分けられます。
そしてブランディングがないと負のスパイラルにハマり、事業は続かなくなってしまいます。それを下記の図で表しています。
このような状況に陥らないためにブランディングをすることが大切です。では、詳しく4つのブランディングを詳しく説明していきます。
コーポレートブランディング
〇〇だが〇〇ではないと明確に断言。
競合を把握するが競合を作っては絶対にいけないということです。Googleがいい例です。皆さんGoogleは何企業だと思いますか?パッと思いつくのはテクノロジー企業だというのが浮かぶかと思います。しかし、Googleは広告会社だけど広告会社ではないと明確に明言しています。Googleの売り上げの90%は広告から生まれていますが、広告会社だと謳ってしまうと広告業界で競合と戦わなければいけません。ここで線引きをする事で価格競争の外で戦えているのです。
プロダクトブランディング
では次にプロダクトブランディングについてです。これは実際に皆さんも考えみてください。
現状把握:
シャングリラホテルはカフェラテを販売しようとしています。
数値事実:
①100人対象のデプス調査の結果500円であればカフェラテを全員頼む
②1500円は全員高すぎて誰も頼まないとの結果
③一杯のカフェラテを提供できるのに人件費、仕入れ原価など全て含めて300円かかる。
Q シャングリラホテルはこのカフェラテをいくらで売るべきでしょうか。
答えはここには明記しませんので気になる方は僕に聞いてみてください!笑
ヒントとしては、いくら残せるかが大事ということを優先して考えてみてください。そして数値事実から購買数と価格、仕入れ原価を含めて考えると答えが出ると思います。
ブランディングとは付加価値を伝えたり、体験させたりすることです。この付加価値を考えながら価格設定をしてみることこそブランディングの醍醐味です。この付加価値には空間付加価値、商品付加価値、エンターテイメント付加価値があります。この中で無料かつ効果的なのがエンターテイメント付加価値です。これが1番重要なポイントになります。
マーケティングブランディング
これはスターバックスの500円とマクドナルドの100円コーヒーで考えてみます。価格だけみたらマクドナルドの方が安いですが人々はスターバックスのコーヒーを買います。何故でしょうか。
これはフランチャイズかそうでないかの違いです。フランチャイズだと、価格設定は変えることができません。変えられるのは回転率です。利益を追求するとすると着手するのは回転率に対する対策になります。そうすると、マクドナルドでは座席を増やすことになります。これにより1人に与えられる座席のゆとりは狭くなり、一杯の値段が500円ではなく100円のコーヒーになってしまうのです。マクドナルドはノウハウがあるので可能ですが、普通の人が行うとうまくいきません。
ではスターバックスはどうか。スターバックスはフランチャイズをせず、直営店で全てを営業しています。これにより、利益ファーストではなくゆったりしてもらうことをファーストにするため500円でもコーヒーが売れるのです。
セールスブランディング
ブランディングとは商品やサービス以外のもの(付加価値)をPRすること。商品を売りたければ商品をPRしてはいけない。これは売りたいものを売るのではなくその前の段階を作り出して、商品を必要としてもらうようにすることという意味です。
例・・YAMAHAピアノ教室戦略 ABCクッキングスタジオ戦略等
以上が今回のアウトプットでした。ブランディングをすることで価格競争に巻き込まれず、戦っていくことができます。そして、ブランディングにも種類がありきちんとそれを把握して取り組むことが大切です。負のスパイラルにハマらないようにブランディングをすることがいかに必要かがわかったかと思います。本日は以上になります。最後までご覧いただきありがとうございました。
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