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【第6回】靴試着の旅 IN 東京 【前編】Your FIT365に行ってきた

ついに東京へ靴試着に行ってきましたー!!

まずは一番の目的のYour Fit365。色んなブランドで試着した話はまた次回。



始発の飛行機に乗ったものの、伊勢丹に着いたのは予約時間5分前でぎりぎりだった。新宿駅からタクシー使わなかったらアウトだった…。というか平日(金曜)なのに人ごった返しすぎやでぇ…。

若干息を切らしながら靴売り場へ。それらしいカウンターを見つけ、スタッフの人に声をかける。というかこんなオープンなところでやるんだな…。もっと狭い個室みたいな所でするのかと思ってた。時間になり、早速計測へ。

結果。


結果、足のサイズは想定通り。数年前、正しい靴の選び方の本を参考にして自分(と母の協力)で計測したサイズと同じ22.5cm。幅は2E。まぁこれも想定内。

それにしても見事な土踏まずの無さよ!?

計測する一角の壁に、理想の足型のような図?があったんだけど、私とは全然違って笑うしかない。

担当の方「どのような靴をご希望ですか?」

私「6cm以上…できれば8cmくらいのヒールパンプスで、色のこだわりはないんですけど、素材はエナメルがいいです。」

ということで、痛くない歩けるパンプスに期待。
まず3足、また3足…と徐々に増えていき最終的には12足ほど試着することに。

全部黒かベージュの、飾りなしのオーソドックスなデザインのパンプス。終盤になるとエナメル素材が無くなり別素材に。

驚くことに、10足目くらいまで全部 歩くと踵が抜ける(脱げる)。

なんでや!と思ったら、担当の人が解説してくれた。

<立って足全部が床についてる時の横幅は計測通りの2Eなんだけど、歩いて踵が上がる時など、足が床に着いていない時の幅はCくらいになる。>

なっ…なんて面倒くせぇ足なんだ…!!単純に、幅広足で外反母趾(多分)だから横幅に合わせて靴を選ぶと縦の長さが余るって問題じゃなかったんだー!!

そして後日 気付く。普段仕事では革が薄いレースアップシューズを履いているんだけど、歩いてて踵が上がる時、踵が靴から若干浮いてる…。あぁそういうことだったのかと納得。せめてもう少し靴紐を強く締めよう。

そして試着最後の2足。初めて踵が抜けずに歩けた…!!が、そもそも甲の部分や縦の長さ(踵の後ろ)がキツすぎて歩く前から悲鳴上げそうになるほど。こりゃダメだ…。

あと、やっぱりつま先が三角に細くなっていく形の靴は向いてないみたい。

担当の方「土踏まずがないとですね、本来 土踏まずがある部分で支えられる筈なのに、支えがないから すべり台式に前に行き過ぎちゃうんです。だから、靴の本来足幅の一番広い部分よりも奥まで足が前に行ってしまうからキツく感じるんです。」(うろ覚えだけど大体こういう内容)

なるほどな…。土踏まずってそんなに大事だったんか…。


担当の方「あとはもう⋯ヒールの高さを下げるか⋯。」

「(これ以上)下げるくらいならローファーかレースアップにしますね⋯。」

担当の方「ローファーでも同じ現象が起こる可能性があります…。レースアップなら、ぎゅっと紐を締めることが出来るのでまだ大丈夫と思いますが…。お役に立てず申し訳ございません⋯。」


えー!!ヒールだけじゃなくローファーも諦めないといけないフラグ!!??

何はともあれ、こちらこそ申し訳ございません⋯こんなにもたくさん用意して親身になって考えてくれたのに⋯。


というか私のこの一言が全てを物語っているような⋯。うん。8cm⋯せめて6cmくらいはヒールがないとヒールとしてときめかない⋯。ローヒールパンプスにするくらいなら、多少厚みがあるローファーかレースアップが良い。

ハイヒールの「キレイ」や「色気」ではなくローファーやレースアップの「可愛い」に方向を変える方が良い。

意外にも、すんなりヒールの諦めがついたな。まぁこれだけの色んな種類の靴をプロに選んで見てもらった上でダメだったからか。それともGUCCIのローファーという新たな希望を見出したからか。

担当の方「出来るだけ、生地がしっかりした物を選んで下さい。足が柔らかいので、幅が広い靴ばかりを履いていると、(足が)横に流れてしまうばかりで改善されません。足の両側からしっかり支えてくれるものを選んで下さい。」

あぁ~!!!!もう3年以上仕事で超薄革のレースアップシューズ履いてるよ~!!あんまりよくなかったんだ~!!!!つまりは生地がしっかりしてるけど痛くない靴を選べということだな?

そして足の「立て直し」を勧められる。合う靴をオーダーするのではなく自分の足の方を直すのか…。(※オーダー用の靴も試着させてくれたけど合う物がなかった。)

しかし私はそう待てない。仕事用の靴以外、痛くならない靴を持っていないのだ。別に休日に仕事用の靴で出かけてもいいし現にこの時もそうだったんだけど、やっぱり休日に仕事が思い出されるのは嫌なのよ。その辺はやっぱり切り変えしたいんだよなぁ。


そういや私のコンセプト「色気があって冷静で可愛い非日常エッセイスト」だと、靴を可愛い系にしたら服で「色気」や「冷静」を表すのか?

いやぁ⋯露出は似合わないしボディラインが出る服も壊滅的に似合わんぞ⋯。(※憧れはある。私が顔もスタイルも100点満点と思えるルックスなら谷間見せてボディライン見え見えなニットワンピ着まくるだろう。)


全12足。サイズ違い、ワイズ違い、木型違い、一気に履かせてもらって益々気持ちが強くなった。前回の記事でも書いたけど、私はもう、「痛い靴」や「足が痛くてもう何処にも行けない」と思わされる靴は履きたくない。

履くことによって堂々と胸を張り、ブランドの路面店や百貨店に怖気付かずに入れるような、長距離歩く旅行にだって一緒に行けるような相棒と呼べる靴が欲しい。


そういえば、これまで履いてきた足先が三角のパンプス、どれ1つとして踵が抜けなかった物はなかったな⋯。鏡の前に立って似合うか否かを見て写真を撮って、ほぼすり足でしか歩いてなかったような⋯。無意識に普段通りちゃんと歩くのを避けてたのか…?そりゃぁ購入候補から外れるわ。まぁ似合う色が分かったのは良かったけど。


自分の足にがっかりはしたけれど、まだ希望は残されているはず。この後、GUCCI、PRADA、Dior、ドクターマーチンなどに行ってきました。続きは次回の記事で。


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