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キャンセル


先週くらいに
わりと近場に住む友人に
「当日でもいいから、夜とか誘ってよ」
と伝えていたのもあって、
昨日の昼に
その友人から
「今晩、空いてない?」
とLINEにてメッセージをもらい、
「OKです、よろしく」
と返したものの、
若干の倦怠感が残っていたために
夕方に
「やはり今夜はやめにしてくれないか、、」
と申し出て、
結局キャンセルになった。
器の大きい友人なので、
もちろん怒っていないとは思うが。

昨日の件は、
生返事がよくなかった。


実は10年ほど前に、
土壇場のキャンセルで
失態を演じたことがある。

結論から言うと、
先輩の結婚式に
参加の意思表示をしておきながら、
前日キャンセルを申し出たのである。

当時、単純に
体力面で問題を抱えていた。
なので欲張る必要もなく、
招待状に対しては
欠席として
返せばよかったのである。

正直なところ
行事の1週間前は、
いけると踏んでいた。
しかし、
結果的には断念したのである。
前日ではなく
2,3日前に言うことは
できたはずである。

個人的事情はどうであれ、
会の席には空白を作ってしまった。


今よりもっと若い時は、
自分の行為を
正当化する傾向が多分にあった。
(つまりは、
許してもらおうとすること)

日本人は、よく
「すみません」「申し訳ありません」
と連呼するけれど、
許すかどうかの選択権は
相手側に委ねられているのであって、
自分では本来、
どうすることもできないはずの
事柄である。

なにか
悪い行いを働いてしまった時に、
許されようが
許されまいが
どちらであるにせよ、
前に進んでいくしかないのである。

取り返そうという気持ちも
なくはないが、
一旦受け入れて
自分の責任だと認めてから
前進した方が、
自分の性には合っている気がする。

なにも
そこまで
善人ではないし。

今後においても、
自分の行為が
許されない時が、
度々来るように思われる。

それを自己正当化するのではなく、
(時にはそれも必要かもしれないが)
その都度受け入れて
やっていくしか
ないのかもしれない。


・・・


こう書いてみると、、

自意識過剰なところは

多分にあるな。







以上

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