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とある夏の日


夏休み、、、

思えば、
高校生の頃も
大学生の頃も
20代の大方も
夏の休みの日の過ごし方は
ほとんど変わっていない気がする。

和室にて
TVでは甲子園の試合が流れていて、
(実際はほとんど観ていない)
体は横になりながら
アイスでも食べている。

海もプールもほとんど行かない。
(行ったら行ったで、それなりに騒ぐ)


8月前半の深夜には
NHKの戦争ドキュメントが放送されていて、
一時期は食い入るように見ていた。

何本も印象的な番組があったが、、、

80歳近くになるおじいさんの体験で、
結論から言うと、
東南アジアのフィリピン辺りにて
当時国に禁じられていた
”投降”をしてしまい、
一連の行為を悔恨するような形で
語っているというもの。

80歳近くの高齢ではあるが、
その人の姿は映さずに
音声にもモザイクがかけられていた。

それを見た時に、
いままでどれだけ苦しい思いで生きてきたのか
と思ったし、
この先も変わらずに
その苦しみが続いていく
とも思われたのだ。

しかし、
戦争禍のような
極限状態に置かれた場合、
正常な判断ができる人などいるのだろうか。

戦争とは状況を異にするが、
似たようなエピソードを
聞くことはよくある。

「若い時分に自ら下した判断は、
正しいものではなかったのではないか」


こういったドキュメンタリーを見ると、
ひどく疲れてしまう。

あまり嫌な思いはしたくないから、
あえて見ないという人もいるのではないか。


やり切れない思いで
そのまま眠りに落ち、
しかしながら
翌朝遅めに起きた後は、
「あちーな、今日も」
とか言いつつ
また前日と同じように
甲子園球児の
金属バット音を耳にしながら、
アイスをなんとなく食べるという日々。。



今日もだらだら過ごしたい
という思いが満載ではあるが、、


やはり出勤日でしたね。







以上

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