見出し画像

規制について


最近、hulu で90年代のドラマを観ている。
映画よりも50分弱の連続ドラマの方が
僕には向いているようだ。

ここ最近は、
トヨエツから常盤貴子へと移行した。

思えば、中学2年の時
学校の近くの公園で
ドラマ『タブロイド』の
撮影をやっていて、
その時に常盤貴子を見たのだ。

TV でみるよりも
はっきりとした色白で、
撮影のために乗っていた taxi を
思わず追いかけてしまった。

後にも先にも、
芸能人を追いかけたのは
この時しかなかったかと。
そうか、この時はまだ
綾瀬はるかではなかったのか。


1990年代は
おもしろいドラマがたくさんあった。
時分で言うと、
僕が小学生から中学生にあたるくらいである。
まだまだ少年だったから(いまもか)
そんな鑑賞能力は足りてはいなかったのだが。

なんだかんだ言って、
野島伸司の作品はすごかった。
”ドラマのTBS” なんていう風に
言われていたけど、
彼の作品は結構好きだったな。

6年前、2014年に
『明日、ママがいない』(日本テレビ)
という芦田愛菜ちゃんが出演していた
ドラマがあって、
その時は演出が過激だとして
結構なバッシングがあったけれど、
90年代の野島の作品をみてきた僕としては
「え、、なにを言っているの」
という感じしかなかった。


2003年に(僕が大学1年生の時である)
へんな委員会ができてから
というもの、
TVは格段につまらなくなった。

「めちゃイケ」だって
すごく面白く見ていたのに、
相次ぐ ”クレーム” にやられてしまい、
結局最後の方は
しぼんでいく形になった。

表現の自由は、
いったいどこへ行ってしまったのだろか。

規制をしたところで、
若い世代はすでにスマホを携帯しているし、
大人のかげに隠れてこっそり見る、
という形をとるだけだと思うのだが。
大人が事情を知らなければ、
それで満足だというのだろうか。

自主規制に関しては、
僕らの日常生活においても
よく見られるものである。

「こういうことは言っちゃいけない」
「こういうことは言わない方がいい」

僕もいままでに
それなりに失敗していて、
気をつけるようにはなった。

しかし、
憲法21条は、
いったい
どこへ行ってしまったのだろうか。

みんな、
つまらない表現を
求めているといえるのだろうか。


少なくとも
僕には、
そうは見えないのだが。







以上

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?