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2020/01-03

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年男その1
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#雑感

ザ・ステイヤー

過去は美化される。 僕のいけないところでもある。 さて、 以前ミホノブルボンについて 少し書いたことがあるけど、 久しぶりに競馬の話題。 『みどりのマキバオー』という漫画が 僕の小学校高学年~中学生の時にあって、 個人的に印象が強いのが カスケード不在の中 最後の1冠を獲りにいく アマゴワクチンの勇姿である。 (マキバオーは4着に終わる。 主役が結構勝てないのが この漫画の醍醐味でもある) アマゴワクチンは 形がシャドーロールを付けているから ナリタブライアンを想起させ

パラダイム転換

年明けに 母方の伯父さんと 話をした時に AI(人工知能)の話題になって、 彼は 「おれら団塊の世代がいなくなったら 一気に転換が進むのでは」 と言っていた。 僕は、恥ずかしながら AIについてあまり知らないのだが、 「まあそうかもな」 と思った。 現状のコロナのことも相まって、 いろいろな基準が 見直されることに なるだろう。 人は、既成の価値観が 変化することに抵抗を覚える。 昭和生まれで保守的な僕も 例外ではない。 若い世代の方が 柔軟性が高かったりする。 例え

フィクションとノンフィクション

高校1年生の冬、 劇場版の『バトル・ロワイアル』を 観終わってから シアターをあとにすると、 外は何事もなかったかのように すっきりと晴れていて、 人々は平和そうに道を歩いている。 何事かが起こったら それはそれでまずいのだが、 その虚構と現実とのギャップに 耐え切れなくて、 10代の頃 映画をみるのを一時やめた、 というのもある。 作品に入りすぎてしまうのだ。 いまでもそういう傾向がある。 職場の映画通のリョウ君は、 その作者の意図を汲み取るのが ”闘い”であって、

side B

サッカーでは アウトサイドキック (足の甲の外側を使って球を蹴ること) という技術があるのだが、 あれはやはり美しい。 人は常日頃 社会集団の中で 生きているけれども、 それはそれで みんなのストレスにも なっているのかなと。 僕も子供の時から 学校に通って、 なんとなく大学にも進学して という感じだったけれど、 義務教育ですら 社会が決めたことだし、 個人がすごく不自由を感じるならば そこまで合わせる必要はないよね。 僕はチキンだから まあまあ合わせていたけど。 学校

ポータブルスロットル

休憩時間とか 3人、4人が集まっているのに、 会話もしないで みんながスマートフォンを 眺めていることがある。 他の2人がスマートフォンを いじっていると、 釣られて僕も なんとなく その機器を取り出す。 何を見ているのかは 知らないけど、 まあ便利なものが 出来上がったものだ。 スマートフォンの普及は 実は喫煙率の減少を招くことが できたのではないか、 と密かに思っている。 大学生の時、 先輩とか友人に釣られて キャスターのロング1mg を 携帯していたことがある。

「憧れ」からの「物語」作成

先月半ば、 後輩のジュンヤとの 歩きながらの会話。 僕「なんかどうも、   仕事でスーツを着たくなくて」 J「スーツを着用して仕事をすることに、  一種の憧れを持てるかどうかですよね」 彼は現在フリーランスで 仕事をしているから、 着用することがあっても ビジネスカジュアルな感じだろう。 自分が塾講師をやっていた時も 一応スーツを着てはいたけど、 なんかしっくりこない。 個人的には動きづらいというのが 正直なところ。 別にスーツで仕事をすることを 否定しているわけで

『人間発電所』

ヒップホップグループ BUDDHA BRAND の曲に 『人間発電所』というものがある。 友人はトラック好きで かなりお気に入りのようだが、 僕自身はMCのラップにばかり 傾倒していたので、 学生の頃は そのよさをどこまで 把握していたのか、 疑わしいところがある。 大学に入って1年目は ふらふらしてばっかりで、 なんとなく友達とつるんで 遊んでいたが、、 春休みを迎えた頃に 「こんな生活を あと3年間も続けられない」 と思い、 目標が欲しくなったのを 覚えている。 あ

理性 vs 感性

僕「きょうへいは、  理系だからあくまで理論的だね」 K「そうですね。  感覚でやっているのは  Oさんじゃないですか」 僕「う、、そう言われると思ったよ」 K「感覚だけでやっていたら、  店舗の売上は限界がある」 昨日の業務終わりの パソコン前での会話である。 きょうへいは、 店員としてハイスコアラーなので 言うことが鋭い。 僕としては、 感覚とノリだけで 生きてきちゃったから、 still 生きているから 何とも言いようがない。 以前、塾講師を やっていた時

log 男

僕が大学に入った頃、 提出物等でパソコンを 頻繁に使うようになった。 大学1年生の時、よく フロッピーディスクとかを 買いに行ったのを覚えている。 SNS としては、 個人的に最初 GREE をやっていた。 大学3年後半の頃から、 mixi が隆盛を極めて そちらに移行した感じだ。 mixi は「コミュニティー」 という機能があって、 スラムダンク関連の ”ディフェンスに定評のある池上” とかいうわけのわからない 人の集まりが多くあったりして、 ちょっと面白かった。

春夏秋冬

湿っぽい日々が続く今日この頃。 個人的に 雨は好きではないが、 傘を差さなくてもいいような 霧雨は結構好きである。 霧雨は秋の季語だったようで。 四季の移り変わりを 感じることができて、 日本人でよかったな と思う。 春は 冬の閉塞感から解放される季節だ。 桜の舞う時期だが、 花粉などのアレルギーもある。 夏は 自分が生まれた季節なので 嫌いにはなれない。 心が開放される時期だが、 なにしろ蒸し暑い。 秋は 気候的に一番好き。 街の色味も落ち着いているが、 日が短

港湾都市

写真は2年前に旅した長崎。 個人的に日本史の中では、 幕末から明治維新にかけての 流れが好きで、 神奈川、兵庫、長崎、新潟、箱館 の五港は面白い場所だと思っている。 せっかく 神奈川に住んでいるのに 横浜港とか神戸港について 考えないのはもったいない と思い、 最近は兵庫出身の人たちに 県民性を聞くなどして、 1人で軽くリサーチしている。 ポートアイランドには 以前行ったことがあるけど、 もはやいつなのかも覚えていない。 ただ、 美しかった夜景は 少し記憶に残っている。

『DEPARTURES』

以前、 自分はヒップホップしか 聴かないとかなんとか 抜かしていたけど、 あれは真っ赤な嘘だ。 最近は、 小学生、中学生だった時分の 90年代の j-pop を好んで聴いている。 『DEPARTURES』 は1996年1月1日に globe が出した4枚目のシングルで、 愛が夢を邪魔する 夢が愛を見つける やさしさが愛を探して あなたが私を選んでくれたから というラストのサビ前の 歌詞が秀逸。 当時 『Can't Stop Fallin' in Love』 という7

school life

最近、少し時間がある時 スマートフォンの Google マップを じっと見ている。 昔から地図は好きだったのだが、 地図を見ていると 無数の学校があることに 気が付く。 小学校は地元の 平和なところへ通い、 その後 親のススメもあって 中学受験をすることにした。 以前にも書いたが、 通塾するものの 授業を受けて 週末テストではきだすだけで だらだらとやっていただけだ。 その頃から 自宅の納戸に置いてある ぶ厚い”学校案内”なるものを 見ては、 「この中学はこれこれの場

ひとづきあい 2

昨日の昼休みは、 たくみと ゆーすけと 一緒にとった。 久しぶりに定食を頼んだけれど、 僕が話に夢中になって、 結局食べ終わるのが びりけつになってしまった。 たくみが 「お前、よくしゃべるなー」 と言うので、 「お二人という受け皿があって はじめて成り立つことです」 と返した。 「この人たちが相手だと なんか話しやすい」 というのは、 とても大事なことである。 相手側がそれ相応の うつわを備えている、 ということだ。 昼休みだから ゆっくりしたい、 という人もいるだ