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Crypto.com、シンガポール規制当局から「デジタル・ペイメント・トークン」のライセンスを取得

暗号資産(仮想通貨)取引所Crypto.comは、昨年6月にシンガポール規制当局から原則的な認可を取得していたが、この度ライセンス取得手続きを完了した。

Crypto.comは、シンガポール金融管理局(MAS)から「デジタル・ペイメント・トークン(Digital Payment Token)」における主要決済機関(MPI)ライセンスを取得したと6月1日に発表した。

シンガポールを拠点とする同取引所のクリス・マーサレク(Kris Marszalek)CEOは次のように述べている。「MASは、暗号資産分野の責任あるイノベーションを保証する規制当局として世界的に認知されている」。

MASは昨年、暗号資産業界の悪行に対して「残忍かつ容赦なく厳しく」対処することを約束し、企業を承認するための高いハードルを設定する規制当局としての評判を確固たるものにした。とはいえ、コインベース(Coinbase)やBlockchain.comを含む多くの著名な暗号資産企業も昨年、MASから基本的な承認を得ている。

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