ベビーフードで、栄養と衛生、時間を確保する (育児メモ AdventCalendar 2020 5日目)

安全、安心、楽しい食事を、手早く準備しつづける

普段食事を作るのが自分なので、離乳食含む子どもの食事も自分が作ることに。当初は漠然と「基本ある程度自分で作り、たまーにベビーフードで補助していく」といかにもバランス取れてます的な立ち位置を目指していたのだが、小児科医のママが教える 離乳食は作らなくてもいいんです を読んでからは、「基本はベビーフードに頼りつつ、ときどき作る」にする以外考えられなくなった。

・ただでさえ日常的にバタバタするこの状況で、自宅キッチンの衛生状態を常時保てる気がしない。夏は特に怖い。
・子どもの口に入れるのにふさわしい様々な食材を、ごく少量ずつ常時確保し、安全に在庫管理できる気がしない。
・作った離乳食を冷凍庫で保存するのも、種類と経過日数の管理ができる気がしない。
・離乳食期の乳児の変化は大きく、食べさせるものも好みもすぐ変化する。
・毎日毎食のように「食べない」が続くらしい。この上、離乳食を全部自分で作ってたらたぶん精神的にもたない。

例えば子どもに鉄分摂らせるためのレバー(素材も調理済みも)とかどう考えても少量確保無理だし、すぐ鮮度を落としてしまいそう。絶対お腹壊す。手間暇かけて作ったものを食べてもらえないものしんどい。「せっかくがんばって作ったのに」という気持ちだけでなく「作り方が悪かったのだろうか」「栄養ちゃんと摂れてないのでは」など、詮無い事を延々悩んでしまいそう。

そしてなにより、どうにかノウハウを確立した頃には、乳児は成長して次の段階に進んでしまうのだ。こんなにむなしい事はない。

対して、「乾燥粉末で、常温保管できる」鶏レバー粉末ベビーフードの使い勝手よ…。なにせ、おかゆやスープに混ぜるだけ。気を遣う塩分量ももちろん全部書いてあり、およそその通り入っていると信頼する限り、計算が容易。個別野菜の粉末なんかも、食材を1種類ずつ試すのにめちゃくちゃ便利。

常温保存できるものは非常食としても有用だし、お出かけ時にも便利。ほとんどのベビーフードは味の濃さがキッチリ調整されている(と私が試食した限りでは思った)。瓶入りベビーフード「かぼちゃとさつまいもペースト」にはどれだけお世話になった事か…

手間を減らす、ということ以上に、「安全に、必要な分の栄養を適切に摂らせる」と考えるだけでも、ベビーフードを選択せざるを得ないな。というのが今のところの結論。手早く上げられる分、食事に時間を使って、まずは「ごはん楽しい」を覚えてもらえるように。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?