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シティリーグS4 3-2 11位 参加記 雷レック

2021/11/06にイエローサブマリン マジッカーズ★ハイパーアリーナでのシティリーグに参加してきました。
結果としては予選3-2で42人中11位でそのまま予選敗退で終わりましたが、反省&備忘録の気持ちでこのnoteを書いています。またまた決勝トナメに進めず~~をやってしまったので、次また挑戦したい.....

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なんのデッキを握ったのか

雷レックを握ってきました。

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1枚フェアリーエネになってますが、そこの1枠だけ他の有料noteを参考にしたので伏せています。なのでここで触れるのはその他59枚の枠についてです。その1枚について参考にしたのはこちらのnoteにてです。

このnoteにて特徴的なカードが4種説明されていますが、自分の構築ではそのうちのアタッカー枠を1枚採用しました。
その枠についての細かい説明については、そちらを参照してもらえればと思います。

さて、ではそもそもなぜ今雷レックを握ったのかについてですが、ぶっちゃけ8割くらいは「握りたいから握った」につきます。
CL福岡にて三神が優勝して、その週末にシティがあったことからも三神がどう考えても多いことは予想できましたが、今このタイミングじゃないと今後レックをシティに持ち込むことはほぼほぼないだろうという気持ちからこのデッキを選びました。
次の環境ではVStarが登場して、レックウザの4エネトラッシュでサイド2枚しか取れないのがあまりにもコスパが悪いことや、これだけ連撃ウーラオスが数を減らしているのは今しかないだろうという考えから雷レックを握っています。
さらに、昔に気に入って使ってたウルトラネクロズマGXに似てるデッキタイプだからどうしてもどこかで使ってあげたかった、の理由がほとんどです。これで0-3かましても全部納得できるだろうと自分で思えたというのも大きな理由です。

また、元々白馬スイクンのデッキタイプを握っており、シティリーグS3の段階でもそれを使っていたし最初はそれで行くつもりでしたが、自分が基本的にTier1を握りたくないから他のデッキタイプにした、というのもあります。
Tier1と呼ばれるデッキは基本的に誰からも注目され最大値が知られた状態でプレイすることになりますが、Tier2~3のデッキを自分なりの回答で持ち込んだほうが筋を通しやすいことが多く快適にプレイしやすいのでそうしてます。テスト範囲で予習した範囲よりも、範囲外から攻めたほうが難しいってうやつです。そういった側面から「弱者側のデッキ」を握ることが自分の傾向としてあります。
あるいは、情けない理由として自分がTier1を握ったところで練度の差からミラーで負けるから、と諦めている節もあります。

もう2割の理由はクワガノンVの存在があります。
Tier1と呼ばれている枠の白馬スイクンをはじめとする裏工作系統にかなり刺さりやすいことや、フュージョンや三神相手にボスと同時に宣言することでターンをもらいやすいことや、環境にちらほらいる連撃テンタクルに入っている進化前のポケモンをパラライズボルトで基本狩っていけることからも、今の環境に合っていると思い、このカードを宣言するために雷軸にしています。

では、細かい枚数についてです。

レックウザV・VMAX 3-3
メインアタッカーであることや特性によるドローソースの面を含めてなるべく多く入れたいです。試合中には1~2枚しか使いませんが、レックウザはVMAXにならないとまともに動けないので序盤に出すためにもなるべくVは多く採用したいです。ですが、現物を4にするよりボールやスタジアムでたねポケモンにはかなり触れやすくしている構築するほうがよかったので3です。

クワガノンV 2
このカードを宣言しない試合がほぼないのでサイド落ちケア含めて2枚。このカードでターンを稼がないとレックを育てる時間が出せません。パラライズボルトを宣言するためだけに雷軸をわざわざ選んでるまであります。
三神相手にあなぬけorボス+パラライズボルトでファイヤーorザシアンをしばって、その次のターンに超電磁砲を撃つとオルジェネ前にサイド2枚取れるのでなんとか三神のスピードに追いつけます。

メリープ・モココ 4-4
なにをどう考えても減らす理由がないです。モココを3にしてふつうのつりざおを採用するパターンもなくはないですが、序盤でモココを引きたいときにつりざおが来たらイライラするので4で固定です。

デデンネGX 1
普通のレックなら2枚ほど採用されている印象ですが役割的に1枚で十分なこと、このカードがかなりの負け筋になりやすいこと、レックウザVMAXの特性で手札を回せるためにプレイングでなんとかしやすいことを考えて強気の1枚。その分を現物ドロサポに回してます。デデンネがサイド落ちしてドロサポが引けない試合はもう知らないです。

ワタシラガV  1
落としたサポートを使い回す枠として1枚。よく見られる構築だと、ともだちてちょうがこの枠を担っていますが、単体で完結して即使えることから使い勝手がかなりよかったのでワタシラガを採用。序盤で来ちゃったらそのまま切っちゃうこともあります。あるいは、まいあがるで戻すまでの時間がありそうorそうせざるを得ない展開のときは出します。

クイックボール・しんかのおこう・ポケモン通信 4-3-1
クイックボールは減らす理由なし。後述する嵐の山脈を3枚採用している都合上、進化先を拾えば解決のことが多いのでおこうが3。ポケモン通信はおこうを4枚入れるくらいならまだこっちのほうが良さそう、くらいの気持ちで枠を割いて1枚にしてます。

いれかえ・あなぬけ・ふうせん 2-2-2
このデッキタイプはポケモンを入れ替えられないときが1番イライラするので厚くしたい枠です。ウルネクの時代の構築からも、いれかえ系は最低でも合計6枠がないとまず回すことが無理なことはわかってたのでこの配分になります。
あなぬけの枚数については好みですが、最近はメインアタッカーを2枚置くことが少ないので裏を呼び出してグッズロックをすると大体1ターンくれることが多いので強めに2枚採用。三神や裏工作系統によく使います。そのおかげで今回のシティリーグでは三神に全勝できてハッピーです。
欲言えばふうせんの3枚目がほしいことが多々。

エネルギー転送 2
トキワの森を採用していない以上絶対採用しないと回らないので2枚。炎エネに触る札が現物含めて合計5枚はないとまず回らないのでここは絶対に2枚。これはウルネクの時代からも変わらない配分。トキワの森を採用しないなら絶対に採用すべきカード。雷エネの潤滑をよくするためにも使います。

博士の研究 4
減らす理由がないです。これで雷エネをいい感じに落としましょう。

マリィ 3
レックウザ系統のデッキだと軽んじられる枠で、大抵は博士含めてドロサポは5枠くらいなことが多々ですがここは厚めに。これによって間接的に非VGX系統に勝ちやすくなります。
また、クワガノンVを2枚採用しているので強く使えるので厚くしています。グッズロックを解く瞬間に溜まったハンドをマリィで流すと大体いやな顔をされるのが楽しい瞬間です。これが1~2枚じゃ意味なかった。
また、リセスタが入ってないので厚く入れているというのもあります。
更に、ここを厚くすることで結果雪道を貼られてもなんとかなることが多いので3枚入れてよかったと思うことがかなり多かったです。

ボスの指令 2
基本的に前を倒すデッキなのでそこまで必要じゃないですが、序盤にクワガノンVを合わせて裏を縛ることが多いので最低限の2枠。

ローズ 2
トラッシュからエネをつけるビーストリング。このデッキはモココが盤面に並ぶのが大抵2体なことが多いので、モココ2+ローズで4エネトラッシュが1ターンで用意できるように2枚です。たまに逃げエネ確保のためにも使ったりします。

嵐の山脈 3
多分これが1番英断だった配分。
雷レックウザは基本トキワの森を入れることが多いですが、トキワの森でレックウザが加速するより三神・フュージョン・白馬のほうが加速が早くてボコボコにされるのでトキワ依存をやめました。そのぶん山脈を多くしてレックウザの課題である序盤の展開をサポートしています。トキワは相手が貼ったのにタダ乗りするくらいでいいでしょう。
ここをトキワに依存しない構築にしたのは現環境においては間違いなく正解だったと僕は考えています。

炎エネ・雷エネ 3-8
欲いえば雷エネ9枚ほしいけど、これ以外の配分なさそう。雷エネをどれだけトラッシュに送れるかがこのデッキのエンジンスタートなので少なくする択がないです。
ウルネクの頃からほぼこの配分なので、多分これで正解のはず。強いて言えばウルネクの頃は3-7でしたが、今は要求エネ枚数がその頃より大きいので増やして8枚。

採用しなかった枠
パルスワンV→そうでんは強そうに見えるけどサイド2枚そのまま渡さなきゃいけないのがあまりにも弱いのと、次ターンで4エネトラッシュするにはそうでんでエネが薄くなった山から更に2枚落とす必要があるのがちょっと微妙で見送り
ゼラオラV→非VGX系統には強そうにも見えるしワンチャンあると思うけどレックで殴った後にわざわざゼラオラが殴りたい場面があまりない&正面100点が低いので見送り
とりつかい→今でもできれば欲しいなと思う瞬間があるけど3ドローで解決しないことが多々なので見送り
エリカのおもてなし→マリィ1枚くらいこれでもよかった説はあるけど、現環境ならマリィのほうが強い場面が多かったので見送り

マッチアップ

1戦目 連撃テンタクル 先攻 ○
パラライズボルトを言うタイミングで毎回あなぬけorボスが引けていたので相手のテッポウオやイカをグッズロックしながらサイドを順当に取っていく。途中途中マリィで流しつつ戦っていったら向こうが事故ったっぽい雰囲気が出たのでそのまま固めて勝利。
余談だけど1戦目から普段の練習相手に当たって流石にびっくりしちゃった。

2戦目 三神ザシアンファイヤー 先攻 
デデンネを出すか種切れで負けるかの初手ハンドだったので泣く泣くデデンネを出すプレイから始める。
向こうがタッグコールでマオスイを持ってこなかった&1枚しかサーチしなかったのでサイドに落ちてるっぽい雰囲気がしたので先2でビリリターンを撃ってターンをもらう。(試合後に話したらサイド落ちじゃなくて単純にビリリターンの存在を忘れてただけっぽい)
その間にクワガノンを育てて、上述したようにオルジェネ前にサイドを2枚先行する。
その次に三神がオルジェネを撃ってくるも、ビリリターンで50削ってるのでレックウザの3エネトラッシュでレイを言わせずに処理。
最後に出てきたファイヤーをそのまましばいて勝ち。
無事勝てたけど、風船とレックウザVMAXがサイドにだいぶ落ちてて結構焦った試合だった。

3戦目 三神ザシアンファイヤー 先攻 
またしても三神。最初にマオスイを切ったのが見えたので、安心してクワガノン+あなぬけを使って裏のアタッカーから処理していく。その次にオルジェネを言われたターンにこちらが詰まっちゃったけどなんとかローズを使って処理。
その後、タフネスついたザシアン(4トラッシュ要求)でつっぱられる&裏にファイヤーがいる状態でレックウザにはどうやっても3エネトラッシュしかできない盤面。残り山札14枚のうちあなぬけを引いたらレックウザでしばけそうだったので、博士の研究+そうくうのはどう*2で13枚掘れるなかにあれば勝ち、そうでなければ負けっぽい雰囲気。だから掘りに行って取れたから勝ち。

4戦目 ルカメタザシアン 後攻 X
最初に全然いれかえ札が引けずになにも動けないまま数ターン向こうに渡してて育てられる。その間にレックを育てて5エネついてるところをボスでフルメタルウォールされて全部削られる。
その後ローズ絡めてなんとか攻撃出来る状況になったのでザシアンとルカメタを落とす。
その攻撃をする準備を整えるまでに炎エネが手札に来すぎてどうしても全部トラッシュする必要があった&クワガノンVを1枚使う必要があったのでそれで対応。なので残るザマゼンタはサイドに埋まってるクワガノンVで戦わないといけないなと思っていたところ、サイド5枚とってもクワガノンVを見事にピンポで引けなくてそのままザマゼンタを突破出来ずに負け。

5戦目 白馬スイクン 後攻 X
メリープスタート。で、サイドを確認したところメリープが2枚落ちてて最悪の状態。で、そのメリープを下げることが出来ずに倒されてしまったので、モココ1枚でなんとかサイドをとるようにしたかったが、博士の研究を2回撃ってもモココに触れない事態に陥ってしまい、そのままサイド合計4枚取られる。その間になるべく2エネダイランスを吐かせられるようにベンチを広げすぎずにデデンネとかを前に出して少しでもリソースを削るように。
最後の最後であなぬけ+クワガノンV+モココが引けたので、マリィと絡めて裏を縛りながらグッズロック運ゲーをしかける。向こうがエネが引けない&現物で4枚ほど落としてることは見えてるので、そのまま止まってくれてこっちもサイドを3枚取るところまで成功。なんとかあと1ターン回ってくれば勝てるところで、相手がメロンを素引きしたのでそのままダイランス撃たれて負け。まぁもうこれはしゃーなし。最後まで運ゲーができるグッズロックは強いなと感じる瞬間だった。

おわりに

で、結果11位でした。うーーーーーーーん、最終戦、ちゃんとメリープとモココが引けて勝ててれば3位で決勝トナメ上がれたんだよな~~~~~~~~~~~とだいぶ悔しい状態です。しかし、そんだけ引けないのはもう構築の問題じゃないので割り切ることにしました。

前回のシティリーグでも9位で止まったりと毎度トナメに上がるほど勝ちきれてない感がありますね.....うーん、精進精進。

でも今回使ったレックは現環境においてはかなり自信があるのと、一般的な構築ではない形で1つの構築に落とし込めたのはだいぶ満足しています。トキワに依存した形じゃ絶対三神に勝てない。これはウルネクも通った道ですね......
なので、過去に自分が買ってたウルネクの記事とかかなり読み直しました。自分の気に入ってたデッキタイプと近いものがあると楽しいですね。

なにはともあれ、ひとまずレックウザで勝ち越すことができたのはかなり嬉しかったです!!練習に付き合ってくださった方、高くて買いたくないな~~ってぼやいてたらクワガノンVを貸してくれた身内には感謝感謝です!!次のシティでは決勝に上がれるようにがんばりたいと思います。

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