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マーケティングの手法 その1

今回は,マーケティングの手法の一つである「STPマーケティング」についてまとめていきたいと思います。

あと,私はビジネスに関する情報をいろいろまとめていこうと思っていますが,難しい専門用語がでてきても,誰もが分かりやすいように簡潔にまとめる工夫をしていくつもりです。ですので,大学生が少しレポート感覚でやっていることなんだなと気軽な気持ちで見ていただければと思います。


STPマーケティングはどんな手法なの?

皆さんは,STPマーケティングという言葉を聞いたことがありますか?ビジネスについて勉強されている方は聞き慣れた言葉かもしれませんが,日常生活ではなかなか聞き慣れない言葉かもしれません。

STPという3つのアルファベットが示すことはのちに説明するので,とりあえずは全体の概要について確認していきましょう。

STPマーケティングの流れは次の通りです。

マーケティング機会の分析→セグメンテーション(S)→ターゲティング(T)→ポジショニングの設定(P)→マーケティング・プログラムの立案→実行とコントロール

まず,マーケティング機会の分析を行います。いわゆる,お客様が必要としている商品の調査や競争企業などについての調査などを行います。ビジネスを始める上で,世間のニーズや市場に関する理解なしには成功することはできません。

次に,セグメンテーションターゲティングを行います。この二つは,STPのSとTを担うものになっています。セグメンテーションとは市場細分化といって,市場を大まかにみるのではなく,あらゆる観点から区分していくことで,区分されたそれぞれの将来需要などを予測することができます。ターゲティングとは,セグメンテーションによって明らかになった情報から,自社が最も有利なもの(市場やお客様)を選んでいくことです。

次に,ポジショニングの設定です。これは,STPの最後のPを担うものです。ここでは,ターゲティングしたお客様に対してどのような商品を提供するかを決めます。自社の商品でしか提供できないような新しい価値を生み出していくために必要なプロセスですね。

最後に,マーケティング・プログラムの立案を通して実行とコントロールを行います。いくら市場の分析を完璧に行なっても,その知識を十分に活かせるような計画を立て実行しなければなりません。自社の商品をどのようにお客様に知っていただくか,販売する場所はどこにするかなど詳細かつ複数の活動を用いていくことが求められます。そして最後は分析・立案を踏まえて実行とそのコントロールを統合的に行なっていきます。


まとめ

STPマーケティング」について少し理解を深めることができたでしょうか。説明しようと思えば長々とすることも出来るのですが,noteでそんな長い文章見たくないですよね(笑)。簡潔にまとめようとするあまり,少し稚拙な表現も出てくると思いますが,ご了承ください。

今回,マーケティングの手法を調べてみてビジネスを創り出すために長いプロセスを経ていることを痛感しました。現代社会では数多くの会社が存在しており,そのいずれもがマーケティングを行なってビジネスを行なっています。そう考えるとなんだかもう市場に入れる隙間もないように感じてしまいますね。ですが,きっとそこを見つけ出していける人が大きな成果を生み,今後の社会を支えていくのかもしれませんね。(私はそうなりたい(笑)。)

次回はSTPマーケティングでは捉えることができない問題に対処していけるようなマーケティング手法である「エフェクチュエーション」についてまとめていきたいと思います。もしよければ,ご自身でも調べてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。