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AIは自由意志をもつのか

今週は雨の日が続きますね。私はどちらかというと雨の日が嫌いです。

じめじめしますし,外に出たくなくなるのが1番の要因ですね。気分もどことなく沈んでしまいますし,個人的にあまりプラスになる点を見出すことができません。

中高で部活をしていた時は,雨が降ると楽な室内練習に切り替わっていたのでプラスな面があったんですけどね(笑)。

まあ,こうした億劫な日にどれだけ意識的に行動していくことができるかどうかが今後の人生における頑張り具合と一致していくと信じて,雨の日も頑張って生きていきたいと思います。

さて,今回は少しビジネス的な視点は置いておき,私の研究テーマである「AI」に関する事で,自由意志について考えていきたいと思います。早速見ていきましょう。


自由意志って何?

みなさんは自由意志という言葉を聞いたことがありますか? 自由意志とは「他から強制・拘束・妨害などを受けないで、行動や選択を自発的に決定しうる意志」のことであり,よりかみ砕いた表現をすると「自分で行動することを決める意志」ということができます。

この自由意志ですが,人間は誰しもが持っているといわれています。もちろん自由意志を持っているからといって,必ずそのような行動をとることができるとは限りません。ですが,「こんな行動をとりたい」と考えることは思考レベルのことなので,人間(生き物)であれば誰もが行うことができると考えられます。

では,AIにそのような思考が存在するのでしょうか?考えてみてください。

現在,AIの進展はめまぐるしく,人間の能力を超える代物がいくつも存在しています。例えば,エアコンについているAIでは人がヘアのどこら辺にいてどれくらいの体温なのかを分析して,最適な温度の風を送ることができるようになっています。人間は機械を通して出ない限り人の体温を測ることができません。こうした技術は人間を凌駕するものであり,また,その決定をAI自身が行っているようにも見えます。

では,このAIが搭載されているエアコンは自由意志を持っていますか?

おそらく,多くの人が「ノー」という答えを出すでしょう。それもそのはずです。この搭載されているAIはあくまで人間がプログラムした指示のもと稼働しているだけなので,そこにAIの自由意志など存在するはずがないのです。

現段階のAIでは,自由意志がないという考えに至るのは割と当たり前のことかもしれません。では,今後技術が発展していって「ドラえもん」のようなAIができたらどうでしょうか。考えていきましょう。


ドラえもんは自由意志を持つ!?

子どもの頃,誰もが見たことあるであろうドラえもんですが,ドラえもんも元をたどれば人間はプログラミングして作られたロボットであり,その脳にはAIが搭載されていると考えられます。

ドラえもんはのび太君を幾度となく救っていますね。それが物語として進行していく一つの要素になっているわけですが,たまーにのび太君を助けないという選択をドラえもんがすることがあります。

あたかも自由意志をもって行動しているように感じますね。しかし,「じゃあ,ドラえもんは自由意志がある!」と結論付けるには少し問題がありそうです。

なぜなら,AIは自ら学習することができるものなので,仮にドラえもんのプログラムの中に「のび太君を助けることが使命,しかし,もし助けることによってのび太君にとってマイナスになる場合は助けない選択をする」というようなものが加えられていたら,今までの行動をもとにのび太君の為にならないことに関しては助けないという選択をすることができます。

つまり,ドラえもんは一見自由意志を持って行動しているように見えますが,実際は組み込まれたプログラムに従って動いているだけで意志など持ち合わせていないということができます。

少し夢がないような考えになりますが,AIの視点から考えるとそのような結果になってしまいます。


まとめ

今回は,AIの自由意志についてまとめてました。自分の中でもまだAIというものがどのようなものなのかという考えが完全にまとまってはいないので,稚拙な文章になっているかもしれませんがご了承ください。

今回まとめた考えは,AIが事故を起こした際の責任をだれに取らせるべきなのかを考えるのに必要なものになってきます。みなさんもぜひ考えてみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。


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