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マーケティング・リサーチに必要なスキルとは!?

ステイホームが訴えられている中で,自宅で出来ることは何かを模索した結果,筋トレを始めようと思い立ちました。しかし,私はもともと筋トレは嫌いで,次の日に筋肉痛になる感覚がどうしても受け入れられませんでした。そこで,最初の方は腕立てや腹筋の回数を少なくこなして,長期間継続できるように努めました。すると不思議なことに,初めて1か月経つ現在では,回数も増えて筋肉が張っている感覚が溜まらなく快感になってきました。自分のできる範囲で継続して行うことで,今まで味わうことのできなかった価値観に巡り合うことができるんだなと感じた今日この頃です。

さて,前置きはこの辺にしておいて,今回はマーケティング・リサーチを実際に行う人(リサーチャー)に求められるスキルについてまとめていきたいと思います。


そもそもリサーチャーってどんな人?

既に述べていますが,リサーチャーとはマーケティング・リサーチを実際に行う人のことを指します。しかし,会社の中にリサーチ部門が存在し,そこに所属している人がリサーチャーとしてデータを得たり提供したりしているわけではありません。製品部門にいてリサーチする人,セールス部門にいてリサーチする人など,どこに所属していても「リサーチをしている人がリサーチャー」と定義されています。

このリサーチャーは,ビジネスの意思決定に市場と消費者の真実を伝えるという重要な役割を担います。リサーチャーの行うマーケティング・リサーチが信頼に欠けるものでは,市場や消費者への適切な理解を得られず,ビジネスが失敗してしまう可能性があります。では,どのようなスキルが求められるのか,3つほど確認していきましょう。


1.信頼できるデータ,適したデータを見極めるスキル

リサーチの対象者となるのは,母集団の中の一定数であり,全体像を正確に把握することは困難です。そうした条件の中で,いかに全体像に近いデータを見極めることができるかが必要になってきます。マーケティングの課題を的確にとらえて,その課題に適したデータかを判断したり,どのような点に注意してデータと向き合わなければならないかを理解したりすることで,ビジネスが成功する可能性を高めていくことができます。

2.客観的に見られる,聞けるスキル

ビジネスを行う人は,基本的に担当するプロジェクトを成功させたいと思う人が多いため,リサーチを行う際に,自分たちにとってメリットのある情報しか活用しなくなることが度々あります。人間なので仕方ないことではありますが,それでは本当のニーズに気づくことができず,ビジネスが失敗してしまう可能性があります。リサーチャーはいかなる時も,消費者の真実の代弁者である必要があります。消費者が何を求めているのかを,データを客観的に見て捉えることが求められます。

3.現実的なアクションにつながる提案を行うスキル

リサーチャーの仕事の最終成果物は提案です。集めたデータをもとに,どのようなアクションを行なえば,課題解決や目標達成につながることができるのかを考えなければなりません。ここで大切なのは,現実的なというワードです。例えば,商品の認知度を上げたいと考えたときに,安易にテレビCⅯを変えるという考えにたどり着いてしますことがあります。しかし,CⅯ製作には莫大なお金が発生し,逆に経営を不安定にさせてしまうかもしれません。そのため,まずは実態を正確に捉えて,どこから着手すれば最も効率的に認知度を上げることができるかを考えます。もしかしたら店頭に商品を飾ることでお客様が興味を抱いてくれるかもしれませんし,POPを見栄えよくすることで購買意欲を促進できるかもしれません。いかに現実的なアクションをセレクトすることができるかは,リサーチャー集めたデータや提案に託されているのです。


まとめ

さて,今回はリサチャーに必要なスキルについてまとめてみました。やはり,マーケティング・リサーチについて包括的に扱ってまとめていくよりも,ある程度細分化してまとめていく方が読みやすいですし,要点がまとまっていて良いかなって感じました。今後も分かりやすさ読みやすさを目指して頑張ります。

次回も引き続き,マーケティング・リサーチについてまとめていきます。デジタル化が進む現代でマーケティング・リサーチにも変化が… 気になる方はぜひ次回も見に来てください。

最後までご覧いただきありがとうございました。