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スティーブ・ジョブズに学ぶ 5

息抜きが上手な人になりたいとこの頃よく思います。何かの作業を集中して長時間やると,いずれその集中は切れてしまいますよね。そんな時に行う良い息抜きって何があるでしょうか。私の場合は,コーヒーを飲んだりYouTubeを見たりするのですが,もっと良い方法があるのではないかと探しています。また,その息抜きから作業への切り替えも上手になりたいですね。ダラダラ動画などを見続けてしまうと,時間を浪費してしまった感があふれてしまいます。「オンとオフ」の切り替えが上手になれば,人生がより豊かになりそうな気がします。

そんな話は置いておき,今回も「スティーブ・ジョブズに学ぶ」をお送りしていきます。最近気づいたのですが,この「スティーブ・ジョブズに学ぶ」ってあまりスティーブ・ジョブズ自身の話をしていないですね。どちらかというと,「スティーブ・ジョブズに関する本を読んだ私が考えたこと」を項目に分けてまとめている感じですかね。まあ,今回もそんな感じですけど。

気にせずいきます!今回の法則は「製品を売るな,夢を売れ」です。なんともくさいセリフですね。どんなことなのか,まとめてみたいと思います。


製品を売るな,夢を売れ

この言葉を聞いて皆さんはどう感じましたか? 私は正直,この手のうたい文句は大嫌いです。きれいごとばかり言いやがってって感じてしまいます。少し性格がゆがんでいるのかもしれませんね(笑)。

私のように言葉だけ見れば,ただの寒いセリフということで片付いてしまいますが,その本質についてしっかりと考えれば,ビジネスを行う上で重要な要素が見えてきそうです。なぜなら,スティーブ・ジョブズの法則だから。

一緒に考えてみましょう。


なぜ製品を買うのか

まず考えなければならないことは,なんでお客様が製品を買うのかです。ビジネスで最も重要なことは,お客様が製品を購入してお金を回すことにあります。では,順序だてて製品購入について考えてみましょう。

①今まで買ったものを思い返してみてください。

②どんな時にその製品を買ったか思い返してください。

③購入に至った最も重要な要因は何でしたか?

こんな順序をたどれば,なぜ製品を買ったか考えることができると思います。きっと,何かしらのニーズがあったから購入したのではないでしょうか。

そうです。製品の購入にはかならずお客様のニーズが関わっています。つまり,ニーズを的確に把握することができれば,製品はめちゃ売れます。

では,ニーズとは何でしょうか。確認していきましょう。


ニーズって何?

お客様のニーズを把握することができれば,それに合った製品を創り出すことができ,利益を得ることができます。では,お客様のニーズとはそもそも何なのでしょうか。答えはいたってシンプルです。

お客様がかなえたい夢

これこそがニーズの正体であると私は考えます。というとなんか壮大な感じがしますが,大なり小なりそれが夢であればニーズが生まれます。

例えば,重労働で疲れ切った体を癒してくれるような家庭用の機械が欲しいというお客様のかなえたい夢があったとします(夢じゃないだろと考える方もいらっしゃると思いますが,希望や願望は大きくとらえると夢の部類に入ると私は考えます。)。それなら,家庭用のマッサージチェアなどを考案すれば夢をかなえることができます。

製品ベースで考えてしまうと,購入してくれるお客様のニーズを的確に捉えることができず,思うように製品を売ることができません。ニーズ,つまり夢をベースに製品を生み出すことができれば,お客様にとっても企業にとっても良い結果を得ることができます。

スティーブ・ジョブズが夢を売れといった意味が少しわかったような気がします。ただのきれいごとではなかったようです。


まとめ

今回は,4つ目の法則である「製品を売るな,夢を売れ」についてまとめてみました。言葉の表面的な意味を捉えるのではなく,どの言葉の真の意味を捉えていくことが重要ですね。勉強になりました。

しかし,お客様のニーズ(夢)を把握するのは一朝一夕で出来ることではありません。以前まとめた,マーケティングの手法のほうで確かニーズ把握についてまとめたような気がするので,もしよかったら見てみてください。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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