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スティーブ・ジョブズに学ぶ 4

日に日に気温が上がっていき,もう春服を着る機会がなくなってしまいましたね。夏は基本的に好きですが,やはり暑いのはいつまでたっても慣れません。もうすぐ梅雨に突入してしまいますし,なんとなく憂鬱な毎日が続いてしまいそうな気がしています。

そんな私の独り言はここまでとして,今回はお待ちかねの「スティーブ・ジョブズに学ぶ」のコーナーをお送りしたいと思います。

今回取り上げる法則は,「脳に活を入れる」というものです。どういう意味なのか気になる方も多いと思いますが,意味の掘り下げはそこまで行わないつもりです。主なテーマとしては,「イノベーションを生み出すためには」ということについてまとめていきたいと思います。


イノベーションを生み出したい

イノベーションと聞いて何を思い浮かべますか? 英語では「技術革新」と訳されることが多いですが,もっとシンプルに捉えると,「何か社会的意義を持った新しい価値を生み出すこと」ということができます。こう捉えると,現在世の中に存在している商品はイノベーションによって生み出されたものであるということができます。

では,イノベーションを生み出すためには具体的にどうすればよいのでしょうか。スティーブ・ジョブズはこんなことを言っています。

イノベーションを生み出すためには,新しいことを創造していく必要があるが,新しいことを創造するためには,既存のあらゆる事柄を結び付けて考えることが必要である。

どうでしょうか。意味を理解することができましたか? 以前,私はnoteの記事で「創造的」という言葉に関する疑問を書きましたが,スティーブ・ジョブズも同じ考えを持ち合わせていたので,少し誇らしく感じました(笑)。

つまり,イノベーションには創造力が必要で,創造力にはあらゆる事柄を結び付けて考える力が必要であるということです。過去のイノベーションが生み出された事例を見ても,この関係が必ずあります。

以上のことからも分かるように,イノベーションを生み出すためにはあらゆる事柄を結び付けて考えることが必要不可欠であるということが分かったでしょうか。では,どうすれば結び付けて考えることができるのでしょうか。実は,昨日の記事にそのヒントが隠されていたんですね。

新しいものを受け入れる

前回の記事では,AIという新しい技術についてなかなか社会的受容がなされておらず,その影響を怖がってしまう人がたくさんいることをまとめました。しかし,新しいものを受け入れない限り,古い考えだけが蔓延る世界が誕生してしまいます。あらゆるものを結び付けた結果,イノベーションは生み出されるので,大前提として新しいものを我々は受け入れていかなければなりません。もちろん,批判的な視点も必要ですしその危険性を指摘していくことも大切です。しかし,デメリットと同じくらいメリットについても目を向けていかなければならないと私は考えています。

新しいものを受け入れていくことで,さらに新しいものを生み出していくことができる。結果としてイノベーションの連鎖が発生して,私たちの生活はより豊かになる。

このような流れが現代社会を支えているのではないでしょうか。

ただ,何度も言うようにデメリットについても意識していかなければなりません。倫理的な問題など,イノベーションを生み出していくうえで考えなければならない課題は山ほどあります。

豊かさの中に安心や安全といった考えを持ち合わせていきたいですね。


まとめ

今回は,イノベーションを中心に考えていきました。スティーブ・ジョブズのすごさは,常に新しいものを創造するためにあらゆるものを結び付けるという視点を持ち続けたことにあります。そんなこと,常人にはなかなかできることではありません。

私自身,いずれそうなれたらいいなという願望は持ち合わせていますが,その前に勉強することが山ほどありそうです。日々精進してまいりたいと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

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