オンライン語学研修@Enderun Collegesを実施しました。
TOKECOM(トケコム)=コミュニケーション学部では、毎年2月にフィリピンにあるエンデラン・カレッジで3週間の語学研修を実施しています。毎日の集中的なレッスンで英語を話すことに自信が持てるようになるうえ、現地の学生や先生方との交流や週末の観光やビーチで過ごす時間は、海外研修でしかできない楽しい経験です。
ところが今年は海外に行くことができないため、トライアルとして期間を2週間に短縮し、オンライン研修を実施しました。オンラインになったとはいえ、毎日3時間のマンツーマン・レッスンと1時間のグループレッスン、そして現地の学生やスタッフのみなさんとの交流も、変わらず実施しました。
また、新しい試みとして“Global Leadership” と “Sustainability”の授業も2回ずつ実施し、テーマに沿ったディスカッションなどを行いました。 参加したみなさんはマンツーマン・レッスンとグループレッスンの良さを活かして先生方と積極的にコミュニケーションをとるように心掛けたようで、今回の研修の感想には次のようなものがありました。
このように英語ができるようになってきたことが実感できたのも、一人ひとりの努力によるところが大きいことは言うまでもありません。「毎日3時間のマンツーマン・レッスンと1時間のグループレッスンは休憩がなくぶっ通しの授業だったので、毎日受講し終わった時は疲れてしまいました」という正直な感想からもわかるように、毎日集中的に英語を使わざるを得ない環境に身を置くことは、なかなか大変なことです。学部主催の研修だから続けられるということもあったかもしれません。また、実際に海外に行くのとは違い、費用も安く、移動や時差で疲れることもなく集中して英語を学べるのもオンラインの良いところです。
とはいえ、何事も完璧ではありません。参加したみなさんからは、通信環境やアプリの使いやすさをはじめ、こんな風に授業をしたらもっとよくなるという提案や有益なコメントを色々と頂きました。実際に現地で学ぶ海外研修の再開を祈りつつ、オンライン研修の良さも、積極的に取り入れていこう。そう思える、有意義なトライアルとなりました。
(南 隆太)