昨年を超える!令和6年の最低賃金改定について
みなさん、こんにちは!
社会保険労務士法人 東海労務保険事務所です。
今回は、7月25日に開催された厚生労働省の中央最低賃金審議会において公表された、令和6年の最低賃金改定についてお話します。
昨年の上げ幅は41円で、昭和53年度に目安制が始まって以来、過去最高となりました。そして、今年はそれをさらに上回るようです!
また、例年は以下の表のとおり各都道府県をA~Cランクに分け、ランクごとに異なった上げ幅が決定されるのですが、今年はランクごとではなく、全国一律で50円の上げ幅が適用される予定です。
50円UPがそのまま適用されると東海3県はどうなるかというと……
愛知県 1027円 ➡ 1077円
岐阜県 950円 ➡ 1000円
三重県 973円 ➡ 1023円
となります。
今後、各都道府県労働局での審議を経た後に正式発表され、10月1日から適用になる予定です。なお、産業別の特定最低賃金は、まだ情報がありません。決まり次第、お伝えします。
最低賃金は、社員、パート、アルバイト、技能実習生など、すべての労働者に適用されるので覚えておきましょう。
いかがでしょうか?
次回は業務改善助成金についてお話します。ご要望・ご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。
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