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令和4年10月1日から改定!雇用保険料率はどう変わる?

みなさん、こんにちは!
社会保険労務士法人 東海労務保険事務所です。
 
今回は10月1日に改定される「雇用保険料率」についてお話しします。
 
通常、雇用保険料率の改定は4月に行われます。しかし、新型コロナの影響により失業保険を受給する人が増えたこと、また、雇用調整助成金の財源不足などにより、イレギュラーな改定となりました

給与から控除する雇用保険料率は、以下の通りに変更となるのでご注意ください。

一般業の労働者が負担する雇用保険料率はこれまで0.3%でしたが、10月1日から0.5%に引き上げられます。例えば給与の額面が30万円の場合、2022年9月までの負担額は900円、10月以降は1,500円となります。

10月1日からの変更といっても、実際の給与ではいつから適用されるのかわかりにくいですよね?
 
そこで、主な給与の締め日と支払日を例に挙げましたのでご確認ください。
 
➀給与が末締め・翌月10日払の場合 → 11月10日支払分から変更
②給与が15日締め・当月25日払の場合 → 10月25日支払分から変更
③給与が20日締め・当月末日払の場合 → 10月31日支払分から変更
④給与が25日締め・翌月10日払の場合 → 11月10日支払分から変更
 
いかがでしょうか?
 
新型コロナを巡り、さまざまなルールが随時変更しています。正しい情報を得て、的確に対応することが必要といえるでしょう。
 
次回は再び変更となった「コロナ陽性による傷病手当金」についてお話しします。
また、何かご不明な点がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
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