今年も過去最大の上げ幅に!令和6年度の最低賃金について
みなさん、こんにちは!
社会保険労務士法人 東海労務保険事務所です。
今回は、10月1日から適用される令和6年度の最低賃金についてお話します。答申の段階では全国一律50円UPの予定でしたが、各都道県労働局の審議会を経た最終的な上げ幅は50円~84円(徳島県)と、例年になく異例なものとなりました。
東海3県(愛知県・岐阜県・三重県)の最低賃金は以下のとおりに決定しました。
今年も過去最大の上げ幅となりましたが、「政府は2030年代半ばまでに1,500円」を目標に掲げています。企業経営の在り方、働き方の在り方について長期的な視野で考える必要があるといえそうです。
また、実習生の皆さんなど、産業別の特定最低賃金(1059円または1028円)を使用している場合も、10月1日時点で愛知県の最低賃金に抵触するため、一旦改定しなければなりません。
ちなみに、産業別の特定最低賃金については、まだ情報がありません。例年で考えると12月16日~の改定だと思います。決まり次第、お伝えいたします。
いかがでしょうか?
次回は定時決定による社会保険料変更についてお話します。ご要望・ご質問がございましたら、お気軽にご連絡ください。
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