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大学生×収穫祭 大事に育てた野菜でホテルランチ

 東海学院大学管理栄養学科の畑プロジェクトチームの4年生です。私たちプロジェクトでは、学内の食品ロスから堆肥をつくり、年間20種類の野菜を育てています。今日は収穫期を迎えた『にんじん』『白菜』『さつまいも』の出荷できなかった規格外品を使って、岐阜グランドホテルのプロの料理人の方においしいホテルランチにしていただきました。

各務原にんじんの鮮やかな色と甘さ、
とてもおいしいスープに感激

農林水産省温室効果ガス削減見える化実証で星3つ!の野菜

 今回、ランチに使用していただいたのは、温室効果ガス削減率87%の『さつまいも』『はくさい』と54%の『にんじん』です。でも大きすぎたり、傷があったりで出荷できなかった規格外の野菜たちです。規格外野菜がこんなに素晴らしい料理になるとは。。。プロの技に感激です。勉強になります。

1年間の畑の活動を振り返りながら、おいしい料理に話も弾みます。
44名で収穫祭!ホテルの窓から見える岐阜城と長良川の美しさにも感激

東海学院大学試験圃場の活動を後輩たちに伝えたい

 収穫祭に参加したメンバーは全員4年生、あと4ヶ月で卒業です。畑の活動もあと少し、そう思うと今日の収穫祭も本当に良い思い出です。私は1年生の時からに畑プロジェクトに参加してきました。はじめは先輩たちが楽しそうに活動しているので、自分もやってみたいという思いでプロジェクトに参加しましたが、4年間の畑の活動を通して、多くの事を学ぶことができました。今日は、日頃ご指導いただいているJAぎふ様、岐阜県様、農林水産省東海農政局様にも収穫祭にご参加いただき、感謝をお伝えできてよかった。
 プロジェクトの活動を通して、「地球のために何かできることをしよう」そんな思いで、活動をしていたけれど、はたしてどのくらい環境に優しい行動になっているのかが見えない・・・そんな中、農林水産省様に温室効果ガス削減率を算出していただき、87%の削減率という数字で「見える化」していただいたことがとても励みになりました。そしてさらに削減するためには具体的にどうしていったらよいか、などの新たな目標にもつながりました。「見える化」って大切なんですね。
 私たちはもうすぐ卒業ですが、後輩にもずっと続けていってほしいと願っています。

大事に育てた野菜を美味しく味わっています

 


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