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BiNI Approach 端座位に与える影響

昨日、東海BiNI研究会の運営スタッフとzoomの操作確認や打ち合わせを行いました。

改めてオンラインってすごい!

・移動の時間軽減
・気軽に会える
・家族と同じ空間にいながらやれる
・アイディア次第で何でもできそう

な気がした時間でした。

そんな打ち合わせから、今月末にオンラインセミナーを開催する予定が決まりました。

予定では、過去に東海BiNI研究会主催セミナーに参加された方々を対象にし、開催する予定です。詳細は今後ホームページにあげていきますので、是非覗いてみてください。


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BiNI Approachが端座位に与える影響
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最近、関わらせて頂いた患者さま…

・脳梗塞
・重度左麻痺
・重度感覚障害
・半側空間無視などなど…

現在はプラットフォーム上での端座位が保持できず、左側に倒れてしまいます。

おおまかな原因は…

・重度感覚障害による非麻痺側の過活動や身体図式の低下
・抗重力筋の活動低下
・立ち直り反応(−)
・眼球運動の低下などなど…

だと考え

・前庭器への加速度情報
・側臥位や端坐位、立位での麻痺側半身への体性感覚
・非麻痺側上肢のリーチに伴う、視覚情報や姿勢制御の学習

などを行いました。

介入60分後には一時的にではありますが、端坐位保持が可能となり、軽度の立ち直り反応も認められるようになりました。

考察としては、主に姿勢保持筋に対して関与するといわれている…

・視蓋脊髄路
・網様体脊髄路
・前庭脊髄路など…

が賦活した可能性があると考えています。

これらの神経系のメカニズムや臨床応用の仕方など、今後東海BiNI研究会のオンラインセミナー(過去にオフラインセミナーで行ったこともありますが…)としても、行っていけたらと考えていますので、ご期待ください。

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