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toushouanの日々NO5-ヤムウンセン-


店主(夫)は、アジアン料理が苦手である。
アジアン料理の中でも東南アジアあたりもので、辛味が強いものや、香りのきついものが苦手だからだ。
特に『ナンプラー+レモン』この組み合わせが苦手らしい。
しかし、お弁当に入れたい願望はある。

そこで、そう言ったタイプの味見は私(妻)が担当する。

なぜなら、以前ソムタムを作ろうとして、味が苦手過ぎて自分が食べやすい味にした結果、ソムタムではない惣菜が出来上がった事がある。

しかし、夏がもうそこに来ている。
暑くなってくると、食べたくなるのが、こういった東南アジアのお料理ではないだろうか?
(私は万年好きではあるけれど、やはり夏の方が野菜が手に入りやすい。)

そこで、昨日店主はヤムウンセンにトライしていた。
私はこういった料理が好きなので、楽しみにしていたのだが、試作だというのに、なぜか春雨を大量に使ってしまい、味の決まらないヤムウンセンが大量に出来上がったのだ。

多分だけど、ナンプラーが多かったのでは?
と思っている私と。

ナンプラーが発酵して味が濃くなってるんじゃない?と言い出した店主。(多分以前店で作った時は美味しく出来たので、家のナンプラーがおかしいと思っている。)

何がおかしいのかは、もう一度店で試作してみて結果が分かるだろう。と言う事になったのだけど、一番の問題はこの大量の微妙な味のヤムウンセンをどう消費するか…が問題なのである。

捨てるなんて、勿体なさ過ぎて出来ないし、そのまま食べようにも私くらいしか食べれる人がいないのに、ボールいっぱいに、ヤムウンセンが出来ていて、現在冷蔵庫の真ん中に鎮座している。

なんでこんな量で作ったのか?
昨日思わず聞いたのだが、その答えは帰って来なかった。

私もたまにやるので、それ以上責める事は出来ない。明確な答えはないのだ。
なんとなくやっていたら多くなったのだ。
家庭で作る時はそんなもんである。
少なくても我が家ではそうである。

さて、何にしようか…
悩みどころである。
今思いつくのは、春巻きor生春巻きorスープ。
ちょうど、生春巻きの試作をしたいと思っていたので、今日は巻き巻き系でやってみようかと思う。

巻き巻き系は具を最初に作る必要があるので、野菜のカットを無心でやる必要があるのだけれど。
心が折れたら辛いカットは、今日はやる気が漲っていたのか、最後まで無心でやれました。

生春巻きは7月のイベントに使いたいので、練習がてらJA春野で購入した大根と共に巻いてみました。
ソースは甘糀を使った手作りスィートチリ。
豆板醤も今年は手作りする予定でいましたが、時間が合わず来年またリベンジ予定です。
なので、豆板醬は市販のもので。

生春巻き

大根とスプラウトが可愛くて娘は喜んでくれましたが、中身はヤムウンセンを大量に入れて、中和させるようにキャロットラぺと胡瓜を敷き詰めているので、これ一個で恐ろしくお腹が満腹になりますww


春巻き 

もう見るからに分かる、春巻きの中のヤムウンセンの存在w
ヤムウンセン以外には、豚肉を焼肉のタレで炒めたものを一緒に入れました。
焼肉のタレは母の手作り。
これがまた美味しいんだけど、これは全てを焼肉のタレ色に染めるので、ヤムの微妙な味をかき消して、出来立てだった事もあり、夫は上手い!!と絶賛。

そりゃ、焼肉だからね・・・美味くないわけないよ。
でも、これもお腹はるやつなので、私は味見の為に1こづつ食べた時点でギブアップ。
どっちも一番大きいものを食べたからだけど、生春巻きの最後一口がなかなか入らなくて、娘が食べてくれました。

この2つでなんとかボールいっぱいのヤムウンセンを消費出来ました。
やり切った!!私!!!

でも、生春巻きはちゃんと形でもう一度試作しようと思います。
それは、また今度!!

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