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The Singles 1966 - 68 / Lea Riders Group

ジャケットはなんか最近の人みたいに見えなくもない。

これはSpotifyでおすすめされたアルバムです。いくつかのスウェーデンガレージバンドのコンピレーションに入っていたので名前は知っていたけど、アルバムとしてまとめて聴くのは初めて。

せっかくなので、この機会にこのバンドのことを確認して見ました。

Lea Riders Group

1961年にHawkey Franzénさんが始めたバンドRed River Bandが起源となり、
メンバーチェンジを繰り返しながら1963年にLea Riders Groupと改名する。
1966年にストックホルムでライブの機会を得て、その年の秋には全国放送のテレビにも出演するようになる。
その縁で出会ったディレクターの作成した映画のサントラを担当したりと活躍の場を広げる。
1968年の中頃、メンバーはこれ以上の成功が見込めないと解散に至りました。

彼らは結局アルバムのリリースには至らず、残された音源は多くはありません。
ということでシングルを集めたコンピレーションアルバムが今回のアルバムでした。

The Singles 1966 -68

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トラックリスト

01 Lost Love
02 Tryin'
03 Got No Woman!
04 But I Am, And Who Cares?
05 Ain't It Strange?
06 Beloved Baby
07 The Situation's Rare
08 Key To The Riddle
09 The Forgotten Generation
10 Dom kallar oss mods (ur filmen med samma namn)

他のスウェーデンのバンドと違って、あまりストレートな音ではなく、ちょっと捕らえどころがないというのが正直なところ。
1曲目のLost Loveは荒々しいところもあるR&Bといった感じですが、代表曲といえるDom Kallar Oss Modsはなんかモンドといいますか、英語とスウェーデン語でごちゃごちゃ歌ってて、キリキリと雑音が入ったりする不思議な曲です。

他ではGot No Woman!やBut I Am, And Who Cares?あたりは割と普通のブリティッシュビートに影響を受けた曲と言った佳曲でした。

いろいろと調べていると、地元のレーベルが編纂したこちらのアルバムの方が
当時の彼らのライブ音源を収録しているので、より興味が湧きました。

でもこちらの音源に関してはどこにも見当たらず。残念。

音源

もともとSpotifyで見つけたので、もちろんSpotifyで。

他のアルバムを探している過程で確認した感じだと、だいたいどこでも音源ありそうでした。(Amazon/Apple/YouTubeなど)

おまけ

解散時のメンバーはMade in Swedenというバンドを組んだり、F1レーサーになったりしています。
え?F1?
これは本当の話。

ついでと言ってはなんですが、バンドを作ったHawkey Franzénさんは音楽を続けており、今なお現役の模様。


サポートをしていただけたら、あなたはサポーター。 そんな日が来るとは思わずにいた。 終わらないPsychedelic Dreamが明けるかもしれません。