#118 ハーバード式不動産投資術

不動産投資はサラリーマンである間に始めたい事としていつも自分の頭の中にある訳だが、具体的にどのような道筋を立てて収益を上げていくかという点に対して本書を通して具体的なイメージを持つことができるようになった。BOE分析と自分自身の"宿題"をしっかりとすることで不動産投資も始めていきたいと思っている。

・良い不動産ができれば、良い人が住んで生き生きと暮らし、そんな活気ある不動産が集まり良い街ができる。

・不動産投資ではNetworkingが非常に大切なのである。

・投資を始めるにあたって、自分が何を目指すかを考えることが非常に大切である。

・不動産投資は数のゲームである。投資可能な物件が複数存在している中で、買い付けが通る物件は数限られている訳だが、そういった物件をいち早く見つけられるかというのが大切になってくる。100件の不動産の中に10件投資検討に値する物件があり、買い付けが通る銘柄はその中でも3件、融資も出るものだとさらに絞られて1件。であれば場数を多く、早く踏むことが非常に大切になるというわけだ。

・BOE分析を行う。
EI = 満室時の家賃収 (= GPI) * (1 - 空室率) 
OPEX = 賃貸運営経費 (不動産管理費用 + 建物管理費用 + 水道光熱費用 + 火災地震保険費用 + 固定資産税)
NOI = EI - OPEX
Cash Flow After Financing = NOI - Debt Service

・GPI/ Cap RateがValuation。取得価格がバリュエーションを下回っており、かつCFAFがプラスであれば収益化できる可能性が非常に高まることになる。

・楽待、健美家、at home投資などが収益を調べるのには非常に良いサイト

・不動産はRC造のものをメインに検討。耐用年数が30年以上のRC造のもので検討する。

・プロフォルマの準備、どのようにリターンを出すかのイメージを銀行サイドにも共有する。

・不動産はチームプレイ。素早いレスポンスと、信頼に足るチームの構築を行うこと。

・日本の融資環境は海外と比べても非常にお得であることを理解する。

・不動産も在庫周期と人の記憶の5年周期が存在している。

・デザインを通してお金を創出する仕組みづくりを考える。

・誰とどのように住まい、どんな時を過ごすかによって、人生は根底から変わる。不動産はこれを行うことができる手段であり楽しみもそこにある。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?