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【PMS】PMSと女性ホルモン

みなさん、こんにちは!ちーりんです🦒
本日はPMS(月経前症候群)とホルモンについて!


はじめに


読んでくださっている皆さんの中には、実際にPMSの症状に悩まされている方もいらっしゃるかもしれません。
はたまた、女性だけどそんなに症状を感じていない方や男性の方もいらっしゃるでしょう。

この記事では「女性ってこんなに大変なんだよ!」なんていうつもりはありません。
男性には男性ならではの大変さがあると思いますし、大変なことや辛いことは人それぞれだと思います。
ただ、少しでも “PMSってこんな感じなんだ” ということを知っていただければ、ほんのちょっと優しくできたり、身近にいる大事な人に寄り添える気がします。

そんなきっかけになれば…と。ゆるっと気軽に読んでみてくださいね。

PMSとは


PMS(Premenstrual Syndrome)、月経前症候群と呼ばれています。
月経(生理)の3~10日前くらいに起こる心と体の不調の総称であり、生理が始まるとその症状は減退、消失すると言われています。
原因はいくつかある、不明と書かれている書籍も多いですが、その一つに女性ホルモンが関係しているのではとも言われています。

PMSではこんな症状が出ます↓

どんな症状が、どの時期に、どの程度出るのかは、人それぞれで個人差が大きいと言われています。

ホルモンについて


ではPMSの症状が出る原因に女性ホルモンがどう関わっているのか、少し深掘りしてみましょう!
女性ホルモンの代表的なものは、エストロゲンとプロゲステロンと呼ばれるホルモンです。
この二つのホルモン、月経周期の約1ヶ月間でこんなふうに変化します。
どこぞやのジェットコースターのようですね!

では、この二つのホルモン、どんなホルモンなのかみてみましょう!

①エストロゲン(卵胞ホルモン)


エストロゲンは、女性らしさのホルモン!なんて呼ばれており、一言で言うと女性に嬉しい働きをたくさんしてくれています!
例えば、かみをツヤツヤにしてくれたり、お肌プルプルにしてくれたり、骨を強くしてくれたり…
そして精神を安定させてくれる “セロトニン” と呼ばれる幸せホルモンとの関連も高いと言われているので、エストロゲンがたくさん出ている時は気持ちも穏やかになるなんて言われています。

ではPMSの時期にはどんなふうに変化するのかというと…

PMSの時期は大きなピークを終えた時期でもあるので、肌荒れなどを感じやすくなる方もいます。
また、月経周期を通じて上がったり下がったりと変化が大きいエストロゲン。その変化とともセロトニンも変化するため、気分の変動が大きくなる可能性があります。

②プロゲステロン(黄体ホルモン)


プロゲステロンは妊娠を継続するために大事なホルモンと呼ばれています。
体が妊娠していた場合に備えるため、体温を上げたり、栄養や水分などを体に溜め込む作用があります。
水分がたまるとむくみを生じやすく、腸も動きにくくなるため便秘なども起こりやすいと言われています。

プロゲステロンの分泌が高まる時期とPMSの時期が大体同じになるため、むくみや眠気、便秘などの症状が出やすいとの報告もあります。

うまく付き合うためには


私はPMSで感じている症状はホルモンの影響もあるんだ…って思うとちょっと楽になりました。
ホルモンの変化で起こることなら、ある程度は仕方がないので、
・うまく付き合っていく
・ホルモンの波にのまれすぎず、うまく乗りこなす

くらいの気持ちで挑んでいます。

①自分の症状を知る


まずは “どんな時に、どんな症状が、どの程度出るのか” を自分で把握しましょう!
基礎体温を測ったり、携帯アプリを利用して簡単にでもメモしておくのがおすすめです!

②自分に合った付き合い方を考える


感じやすい症状が把握できたらそれぞれの対策を考えましょう。
例えば、
◎イライラしてしまったり心の症状が辛い
 → スケジュールを調整してPMSの時期には予定を詰め込みすぎない
 → リラックスできる時間を意識的に作る
 → お気に入りの食べ物や飲み物を用意しておく

◎むくみや便秘など、体の症状が辛い
 → 塩分を控えめにする
 → 食事内容を見直す(食物繊維を多く含む食材をとるなど)

PMSでは様々な症状があるので一概には言えませんが、いろいろ試して自分に合った付き合い方を見つけていただくのがおすすめです!

症状別の対策には、こんな本もおすすめです↓

おわりに

PMSは生理が始まったら症状が減退、消失していくのが特徴です。
生理が始まっても症状が改善しない場合は、他に原因がある場合もありますので医療機関へ相談してみてください。
そして前にも書きましたが、PMSの症状の感じ方や種類は本当に人それぞれです。
“他人と比べてどうか” ではなく、“自分にとって辛いかどうか” が大事だと思います。
セルフケアでは難しい部分もあると思いますので、辛いと思ったら婦人科などを受診いただくこともおすすめです!

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