「これで一生洗い物から解放される」食洗器は人生を変えるか？

家事で一番いやなのは圧倒的に食器洗いです。水仕事を続けていると特に冬場は指先にひび割れができて激痛が走るためヒビケア軟膏が手放せなくなります。

とにかくいやなので洗い物を溜め込む癖があり、休みの日にシンクが食器で埋もれているとさらに暗い気持ちになります。それでも洗ってすぐにキュキュッとしてくれればいいのですが、プラ容器の油分とかニュルっとしたままなかなか落ちません。

そんなうつうつした気持ちを抱えて暮らしていたら、工事不要で設置できる食洗器があり、しかも3万円台で買えるという話を何かで読みました。調べてみると、パナソニック、東芝、アクア（三洋）、コンフィ（中国）、など各社が3万円台のモデルを出しています。
ちょっと逡巡しましたが、「これで一生食器洗いから解放されるのだ」と考えて買いました。

使い始めてわかったことは、

まずメリットは、
①本当に洗い物の8～9割くらいから解放されました。しかも、
②自分で洗うよりも綺麗になります。カレーを電子レンジ調理したプラ容器からにおいが取れていた時はびっくりしました。それから、
③たぶん水やガス代もかなり節約できています。

そしてデメリットは、
①まずでかいです。三十数センチ四方の立方体が突如台所に表れるので、置き場所の確保は最大のハードルかもしれません。それから、
②手で洗った方が遥かにはやいです。2～3時間くらいはかかります（でも自分で洗うのが嫌だから買ったので…）。そして、
③電気代が新たにかかります。まあこれはガス代水道代の節約でどこまで相殺できるかの勝負でしょう。

人生を変えた家電

といった感じです。いずれ虫害やカビ対策などいろいろと課題は出てくると思いますが、生活からプレッシャーが一つ消えたような気がしています。

思えば一人暮らしを始めた当初は、冷蔵庫（ワンドア）とテレビしか持ってませんでした。そこから炊飯器、エアコン、掃除機、洗濯機等々と、少しずつ買い足して今に至ります。

どれもないと非常に困るものばかりなのは身に染みて知っています。家電は確実に人生を変える存在でしょう。