ラグビー詳しくない人向け ジョージア代表選手紹介【ラグビーワールドカップ2019】
こんばんは、Tojiです。
今回は徳島県に事前キャンプを構えたジョージア代表を紹介します。
国としては小国に分類されますが、格闘技が盛んなお国柄でありラグビーも人気スポーツの1つです。アンダー世代の躍進も凄まじく、今後日本と立ち位置を争うことになるであろう好敵手でもあります。
現在の世界ランキングは12位ですが、予選プールでオーストラリア、ウェールズを苦しめる可能性を十分に秘めています。
◉Must Watch
マムカ・ゴルゴゼ Mamuka Gorgodze
LO/FL/NO.8 196cm 118kg 35歳
ジョージア代表の顔にして現役レジェンド。2007年大会から出場しており、今大会は4大会目に当たる。
17歳でこれまでプレーしていたバスケットボールからラグビーへ転向。その翌年18歳でジョージア代表チームに選出されているのだから恐ろしい才能と成長速度を持っていたことが分かる。
20歳で渡仏し以降はフランスのチームでプレー。現在はラグビー版銀河系軍団であるRCトゥーロンに所属している。
この2年間は代表活動を休業し事前キャンプにも参加していなかったが、ワールドカップメンバーにはノミネートされた。
愛称のゴルゴジラGorgodzillaのとおり怪力の持ち主で、相手を吹き飛ばして前進する姿をよく見せる。トライの多い選手であり、キャリアの25トライは実はジョージア代表の最多記録でもある。
※説明不要のビースト。
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タマズ・ムチェドリーゼ Tamaz Mchedlidze**
CTB/WTB 195cm 110kg 26歳
ジョージアのバックスの中では比較的珍しい海外組で、フランス1部リーグのアジャンでプレーしている。前回の2015年ワールドカップでは22歳ながら4試合全てに先発出場。しかも内3試合はウイング、1試合はセンターと幅広い活躍を見せた。
今回のワールドカップでは12番での起用となりそう。195cmのバックスは大会屈指のサイズで、巨漢揃いのジョージアでも一際目立つ。恵まれた体躯を活かした突破を持ち味としており、スクラムハーフから直接ボールを貰うようなジョージアらしいダイレクトなアタックを好む。
※対日本戦でのプレーシーン。自身のInstagramから。この他の投稿は大体子ども(可愛い)
◉Toji's choice
テド・アブジャンダゼ Tedo Abzhandadze
SO 177cm 80kg 20歳
今年のアンダー20世界大会では、ジョージア代表が素晴らしい躍進を遂げ話題となった。(U20スコットランド/フィジー/イタリアに勝利)その立役者が、アブジャンダゼだ。
長短のキックスキルが高く、加えて鋭いランで自らディフェンスラインを切り裂くことできる。
アンダーでの活躍が評価され、本代表にも抜擢された形で招集された。ウォーミングアップマッチではスコットランド戦に2試合続けて先発。首脳陣からの期待の高さが伺える。
最もその試合ではスコットランドのフィン・ラッセルに力量を見せつけられることになったが… しかし才能は確かであり、大会期間中にも化ける可能性がある。
※我らがU20日本代表に対してもこの活躍。
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ベカ・ギガシュビリ Beka Gigashvili**
PR/HO 178cm 116kg 27歳
ジョージアの代名詞スクラムを支えるフロントローはみな強力だが、その中でも特筆すべき能力を持つ。なんと代表のレベルで1〜3番までをカバーできる。直近のスコットランド戦では3番で先発出場しているが、その前の所属クラブチームでは1番で先発しており、特にワールドカップのようなスコッドが限られる環境下では非常に頼りになり得る存在だろう。
※フッカーとしてスローイングをしているところまで確認できた。
今シーズンからゴルゴゼと同じRCトゥーロンへ3年契約を結んでおり、今後の活躍も期待される千両役者である。
※ジョージア語のハードルは高い。გმადლობთ
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