ラグビー選手詳しくない人向け ウェールズ代表 選手紹介【ラグビーワールドカップ2019】
こんばんは、Togiです。
続々と各国代表選手が来日し、いよいよワールドカップ開幕という感じがします。
そんな中、今回はウェールズ代表を紹介します。2019年はチームとして非常に調子が良く、先月には初の世界ランキング1位となりました。直近2試合でアイルランドに破れ、ランキング5位の状態でワールドカップを迎えることになりましたが、優勝候補筆頭クラスであることは疑いようがありません。
◉Must watch
アラン・ウィン・ジョーンズAlun-Wyn Jones
LO 198cm 118kg 33歳
ウェールズ代表キャプテン。強いボールキャリー、ハードタックルで全世界の無骨ロックの教本ような存在。加えてラグビー中の顔も恐い。
アイルランドの選手紹介でも登場した、英紙RUGBY WORLDのプレイヤーランキングでは多くのライバルを抑え堂々たる1位に君臨している。(当然南半球を中心に世界中で賛否はあるが…)
経験も非常に豊富で現キャップ数は137。これは歴代5位の数字であり、上位の現役選手は1名を除いて引退していることから、記録更新の期待もかかる。
生けるレジェンドはウェールズを初のワールドカップチャンピオンへ導けるか。
※Wikipediaより、キャップ数歴代上位5名。そうそうたる顔ぶれ。
【補足】ラグビーでは、国際試合に代表として出場した回数をキャップ数と呼んでカウントします。
ジョージ・ノース George North
WTB 193cm 109kg 27歳
輝かしいキャリアを持つ、世界最高のウィングの1人。18歳で代表デビューし、数々の最年少記録を打ち立てた。記録の一部を以下に紹介する。
・ウェールズ代表での最年少トライ記録(18歳)
・ワールドカップでの最年少トライ記録(19歳)
・最年少でのテストマッチ10トライへの到達。(19歳)
現在27歳にして積み上げたキャップ数は89。上述したアラン・ウィン・ジョーンズ すらも抜き去る勢いである。
190cmを超える身長ながら俊敏でいて強靭、欠点らしい欠点は見当たらない。肉体的には全盛期で迎えるであろう今大会では、どんな伝説を残すのか。一挙手一投足に注目したい。
※ラグビーファンの間ではあまりにも有名なシーン。相手ディフェンスを担ぎ上げながら前進していった。
ちなみに彼の奥さんはサイクリングでリオ・オリンピック銀メダルを獲得したベッキーさん。とてつもないアスリート一家となりそう。
◉Togi's choice
リアム・ウィリアムズ Liam Williams
WTB/FB 185cm 86kg 28歳
ラグビー選手らしかぬスリムなボディの快速バックスリー。15人制ラグビーのインターナショナルレベルでここまで細身の選手は珍しいが、この体で活躍できるだけの理由がある。
単純に足が速いだけではなく、緩急をつけて何度も長い距離を走れる点は魅力だ。特に2017年のブリティッシュ&アイリッシュライオンズでは、オールブラックスのディフェンスを複数回個人技でブレイクし世界を驚かせた。
※自陣深くからでも走るカウンターアタックは必見。
ジョシュ・ナヴィディ Josh Navidi
FL 185cm 95kg 28歳
ウェールズのバックローは他の欧州列強諸国と比べても層が厚いが、この2年で主に6番を背負っているのは少し風変わりなルックスを持つこのナヴィディである。
イラン人でレスラーの父を持ち、多分に影響を受けたと言う。本人はウェールズでラグビーを始めるが、高校時代にニュージーランドへ渡ってプレーしたことも。
野生的なタックルでフランカーの仕事であるディフェンス面での貢献度も高いが、それに加えてボールを受ける直前で細かいステップを踏めたりとアタックのスキルも高い。
※13年ほど前から髪型を変えていないそう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?