書く習慣 Day7 | 最近悩んでいること
夜、うまく眠れない。
最近の悩みで真っ先に思い浮かんだのはこれです。
いや、「最近」というものでもないかも。もうずっと、眠るのが下手。
4年ほど前、なかなか仕事がうまくいかず、将来の見通しも立たず、ただ息をして毎日「存在しているだけ」の自分に嫌気がさした時期がありました。視界がどんどん狭くなっていき、一寸先は闇という恐怖で常に全身がこわばっている。このころから、うまく眠れなくなりました。
この「うまく眠れない」というのにもいくつかパターンがあります。
たとえば、
・「眠くなってきたな」と思って布団に入ったのに、3~4時間経っても眠れない。意識が落ちない。
・比較的早く眠りに落ちるが、2時間おきに目が覚める。このパターンのときに見るのはだいたい悪夢。朝起きたときの疲労感が半端ない。
・布団に入って1~2分で即寝。「よく寝た~」という感覚で目が覚め、時計を見ると1時間半しか経っていない。その後、二度寝できず朝を迎える。
という感じ。
あきらかに「睡眠障害」だったと思うのですが、当時の私は特に気にも留めなかったというか、「全力で動いていればいずれ疲れて眠れる!」と自分を奮い立たせて働き続けました。そんな日が3ヶ月ほど続き、突然仕事中に涙が止まらなくなって早退した日の夜、過呼吸になって病院に運ばれ「うつ病」と診断されました。
「眠れない」というだけで、人の体はあっという間に壊れてしまうんですね…… って、このとき学んだはずなのに。私はいま、また同じことを繰り返している。不甲斐なし。
で、何がやばいかっていうと、「眠れない」ことに悩んでいるくせに解決しようとしていないことですよ。
自分でもさっさと病院に行ったらいいと思うし、睡眠改善の何かしらを摂取する(ヤクルト1000とか)なり、お風呂に入って身体を温めるなり、ハーブティーを飲むなりすればいいと思う。ここまでわかっているのに、なぜやらないんでしょうか。
ちょっと話は変わりますが、うつ病になってすぐのころ、友人に「もっと自分に興味持ちなよ」と言われたことがあります。そんな自覚はなくて、むしろ「私は自分のことしか考えていない自己中ヤロウだぜ」と思っていたので、まったく納得できませんでした。
でも、この友人の言葉がずっと心に引っかかっていて、最近よく思い出されるのです。
なんとなく、世のなか自分の思い通りになることのほうが少ないという一種の「諦め」があるんです。この「諦め」は、うつになったころから「深さ」を増していると最近気づきました。
努力が報われることもあれば、報われないこともある。良かれと思って起こした行動が裏目に出て、誰かを不幸にすることもある。一生懸命取り組んだことが受け流される。適当にやったことなのになぜか褒められる。自己評価と他己評価がずれまくっていて疲れる。
世の中に諦めながら、自分のことも諦めている。だから、がんばることができない。「がんばって病院を調べて行ったところで、がんばってカモミールティーを飲んだところで、ほんとうに安眠できんのか?おん?」って思っちゃってるんですね。
何の話でしたっけ。
あ、最近悩んでいること……
やっぱり、夜うまく眠れないことですね。今夜はうまく眠れるかしら、って朝から心配しています。明日早いんでね。
でも、諦めているってことは「悩み」じゃないかもしれません。
皆さんはどう思いますか?
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