見出し画像

オーストラリア旅20日目(3/23)

今日はオパールの町、クーバーペディの散策だ!この町は空港もないため、なかなか観光客も足を運びにくい観光スポットとして知られたいるらしい。そんな町に車で来れてる僕らは幸運だ!

テントをしまって車に詰め、近くのスーパーに朝食を買いに行く。すると入り口の近くに小さなオパールのお店があった!


さすがはオパールの町!
3人してテンションが上がる!

入ってみるとオパールがはめ込まれたあらゆる商品が並んでいた。


どれも美しく虹色に輝き、とても綺麗だった。夢中であらゆる商品に目を配る。壁には誕生月が型取られたアクセサリーが立て掛けてある!手に取ると急にケースの蓋が空いて、陳列棚に落ちてしまった。ぶつかってバラバラに分かれてしまったので、焦って修正したが、オーストラリアの商品は物凄く簡易的だと知った。日本が逆に丁寧すぎるのだろう。

そして自分のおっちょこちょいな部分を直そうと思った。いつまでもこんなんじゃダメだ。

その後スーパーに寄って、今日の朝食を確保した。3人で食べようとしたが、ここでトイレに行きたくなった!

店員にトイレの場所を聞いて、スーパーの外に出る。でも英語をはっきりと聞き取ることができないので正直何を言ってるのか分からない。結局あの2人と一緒にいないと何もできないんだと酷くがっかりした。

その後は、このオパールの町「クーバーペディ」を思う存分楽しみ尽くした。


ここはオパールを発掘するための洞窟がつくられ、至るところに発掘した形跡が残っている。

その町の景観が非常に格好いいし、どこも絵になる。発掘するための重機をバックにすればまるでスターウォーズのような世界観の写真も撮ることができる。


そして、この洞窟は現代ではオパールの博物館として生まれ変わっており、「洞窟の地下都市」とも呼ばれているらしい。

そんな博物館なんて初めてだ!


3人で驚きながらお店に向かう。下り坂の薄暗い穴を進んでいくと奥にライトの付いた赤いドアが一つ。それを開けるとひんやりとした空気が流れ込み、床や天井からライトアップされた洞窟の廊下が続く。辺り一面が黄色や赤の褐色系で輝いており、とてもきれいだった。


進んで行くと空間が開けて、陳列棚や絵画作品、奥には優しそうな若い女性店員が一人いた。ここはオパールがはめ込まれたアクセサリーやペンダントはもちろん、発掘調査していた当時のことを知れる展示も豊富に保管されていた。

オパールを描いてみた↑


2人はオパールに釘付けだったが、僕は壁に立て掛けられた沢山の絵に釘付けだった。

ここには沢山の良い絵が飾られていた!写真を何枚も撮って近くで鑑賞する。物凄く綺麗だ。アボリジナルな絵から風景画まであらゆる美しさを目に焼き付けた。


2人はオパールのネックレスを20ドル程で購入していたが、僕は金銭的な余裕がなく買うのは断念した。でも良い作品が沢山見れたので最高に楽しかった!お陰で感受性や表現欲が高まり、絵を描きたくて堪らなくなった。

そこで2人に待ってもらい、30分強かけて一枚の水彩画を描いた。でも構図が微妙だ。

 
程なくして2人が迎えにきた。車に乗り込み、クーバーペディをドライブする。すると独特な形をした遊具が沢山置かれた公園を見つけた。しばらくそこで遊んでからまたも夕方頃からから次の町を目指した。



ウルルからひたすら南に進んで2日が経過した。あれだけいたハエもかなり減って気温も下がってきた。オーストラリアは本当に大きな国だ。熱帯気候のケアンズから、乾燥地帯のウルル、メルボルン等の温暖気候。縦断する過程でここまで衣服をチェンジするとは思わなかった。

途中、18:00を過ぎた辺りで休憩をした。見晴らしの良い湖が見える。海岸線に近づいてきたのでかなり風景が変わってきた。ここで、またも水彩画を引っ張りだし絵を描く。

水平線の不自然な絵ができた。完成度は微妙だ。


待ってもらった2人に感謝を伝え、またも今日の野宿先であるピンバを目指す。順調に車を進め、無事に着いたときには薄暗くなっていた。今日のキャンプ場も無料だ。ガソリンを入れて、トイレに行き、簡易的なスーパーで買いだめをする。

風が強く吹く中、3人で手分けしてテントを張り、今日の夕食にありついた。今日は日本からゆったんが持ってきてくれたインスタント麺だ!オーストラリアにきてから20日。毎日、日本食を恋しく思いながらオーストラリアの食事にありついていたため、本当に有りがたかった!

3人でお湯を注ぎ、3分間談笑してふたを開け、麺を啜る。


「うまい!!」

全身が喜びの声をあげる。一口一口味わうごとに力がみなぎる。肌寒くなってきたのもあり、幸せいっぱいの夕食となった。

しかし、食べ終わった辺りからお腹の調子が悪くなった!物凄い音をあげている。まるで胃腸炎になったようだ。不安を感じたので念のためビニール袋やティッシュで手作りオムツを作り履いた。そのまま軽く片付けをしてテントに横たわり、早めに寝た。


よろしければサポートお願いします!頂いたサポートはクリエイターとしての活動費に使わせていただきます。