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【新聞を読む】農畜産物の販売状況

本日の朝刊からです。新型コロナウイルスの影響により、農畜産物の販売動向はどのようになっているか?をお伝えします。

①牛肉
飲食店の休業により、首都圏では売上が2,3割減少しています。今後は、影響が全国に波及する可能性が高いです。

②切り花
冠婚葬祭の自粛、商業施設の閉鎖により影響が大きいです。過去5年間で最低水準となっています。

③牛乳・乳製品・米
牛乳・乳製品に関しては、全国的な学校閉鎖により、給食の需要が激減しています。飲食チェーンの閉店からも業務用の需要が落ちております。に関しては、内食・中食の販売が伸びる一方で、外食の需要が落ち込んでいます。

④青果物
業務用需要の落ち込みが深刻です。それによって、価格相場が下落傾向です。

野菜に関して、本記事には記載がありませんでしたが、少なからず影響はあります。

特に、外食需要に関しては見込めないことから、レストランなどと契約している農家さんへの影響は大きいです。

直売場をメインとしている農家さんは、そこまで売上に影響はないとのことでした。

一方、インターネットでの販売に関しては、食べチョクやポケットマルシェをはじめとするサイトでは、野菜セットなどは販売が伸びているそうです。

農畜産物の販売に関しては、セグメントによって差が発生している状況です。こういった非常事態が発生した場合のリスク回避する為に、様々な販路を持っておくことが重要だと感じました。

何にせよ、今回のコロナウイルスの件で、日本の第一次産業が見直され、自給率の改善や、農家の経営環境が改善するような仕組みが整ってくることを期待します。

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