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【IPランドスケープ】行き詰ったら、プレイヤーを軸に考えてみる

 IPランドスケープの実践において、何から調べたら良いのだろうかと思われることはないでしょうか。

 事業も技術もよくわからず、仮説自体を立てられない状態です。

 このようなとき、私はプレイヤーから見るようにしています。

 例えば物流業界で何か考えましょうという話になったとします。物流では広すぎるが、自動倉庫の話なら、アマゾンがやっているという話が出てたな、ではアマゾンの自動倉庫における売上は、、技術は、、手組先は、、といった具合です。

 プレイヤーの話は、事業の話にも技術の話にも展開できるので、議論のとっかかりとしても便利だと感じてます。競合プレイヤーや、バリューチェーンの上下プレイヤーの話にも展開できます。

 もちろん、プレイヤーすら留まらないと困ってしまいますが…。調べる動機があれば、1社、2社あたりは、対話の中で出てくることが多いように思います。

 「とりあえず特許から調べる」というのは、知財関係者以外にはピンと来なかったり、知財に視野が狭まってしまう気がするので、あまりやらないようにしています。

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