着物では仕事ができない?
前回は着物を着ているとたいてい「着ている理由」を聞かれるという話でしたが、着物を着ていることで、人から何気なくかけられる言葉により、人それぞれに着物に対してさまざまな思い込みがあるんだなぁ…ってことに気づきます。
今でも印象に残っているのが、勤務先に着物を着て出勤しだした頃、先輩女性社員に言われたひと言、
「着物なんて着て仕事できるの?」
というものです。
全員が和装していた江戸時代あたりの状況とは違い、着物のスタイルの幅が狭くなっている現代、確かに着物着ていたらやりにくいジャンルの職種もあるだろうとは思います。が、それを言われた当時のわたしの職務は、とある会社のクリエイティブセクションの管理職でした。着物を着ていてもできる仕事で、実際問題なくできました(デスクワークが中心ですから…)。
「着物を着てたら仕事できない」という発想は、どのようにして生まれるのだろう…と思いました。
その昔、日本人はみんな着物を着て、仕事を含め日常の生活をしていたはずなのに。
●本日の5分間運針
9日では、20cmの定規より1cm以上長く縫えていたのに、今日は20cmちょっとくらいの長さです。伸びなかった…。
実は、昨日から地元で6年ぶりの本祭で、昨晩は自転車で、いろいろな御神酒所を見て回ったりしたら疲れてしまったみたいで、帰宅したらうたた寝して5分間運針をしないまま、翌日の0時を越えてしまいました。
やっぱり、1日サボった分、停滞してしまったかしら。
けども、安定的に20cmは縫えるようになってきたみたいなので、30cmのものさしが欲しくなってきました。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?