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私がなんでイベントをやるのかということ
10月12日土曜日。東京は半蔵門駅から徒歩1分。広くてきれいなスペースで、第2回ツナガルイベントは開催される。
最初からお金の話し。
参加費は1300円。これは実はかなりリスクを背負った設定で、ある程度の集客がないと赤字になる。それでも「誰でも参加しやすい費用設定」は拘りでもあるから、もうこれ以上高くはしない。
本当は前回と同じく1000円で開催したかった。でも本当に赤字になっちゃうので、泣く泣くの1300円。
TwitterやFacebookには多くの介護系イベントや講習会が紹介されていて、魅力のあるものはたくさんある。行きたいところたくさん。
でも私はお小遣い制のパパなので、お金がなくてそうそう行けない。
ツナガルのイベントは、そんな人たちでも集まったり、話したり、繋がったりできる場でありたい。
きっとそういう人たちはたくさんいて、たくさんいるということはその先にたくさんの介護があって、たくさんの不満や疑問や違和感があるだろうから、そういうところまで繋がって繋がってもっと先に繋がって声が届くように、ツナガルはイベントを開催する。
もちろんお金がある人だって歓迎だけど(笑
格安でイベントをやることで、どこかの介護人やじいちゃんばあちゃんが一人でも元気で幸せになるために、ツナガルはやる。
ツナガルのイベントには現状ゲストはいない(前回も今回も、他所でゲストになっているような人は来る。でも一般参加者と同じ扱い)。
代表の自分は少し話すけど、最先端の技術や知識、取り組みをスライドを使ってわかりやすく説明してくれる講師もいない。
なぜなら、ツナガルのイベントは「聞くイベント」ではなく「聞いて話すイベント」だから。
すごいゲストから学ぶのではなく、全員がゲストであり、全員がキャスト。だから、ツナガルのイベントは他のイベントよりも「みんなが話す時間」が長い。みんなが話すことにこだわりを持っていて、そこはすごく考えて開催している。
でも飲み会のように、ただ楽しくしゃべるだけの場じゃない。
どんな立場の人でも、どんな経験の人でも、必ず誰かの役に立つアウトプットはできる。新人介護職だって経営者のためになる話はできるからね。
だから、ツナガルイベントでは全員フラットな関係で話してもらう。みんなが聞いて、みんなが話す。
もちろん、楽しくやる。楽しいのはとてもとても大事。
そして、それを自分たちの職場や家で活かしてもらう。そこにいる人に繋いでもらう。その人たちが「子ツナガル」をやってくれたら、最高。
当然だけど、これは素晴らしいゲストや講師を呼んで、料金設定も高くなっているイベント等を否定するものでは全くない。
日能研なんかものすごく高いけど、それでも人が来るのは相応の内容があるからで。
私も行きたい。
ツナガルは、多くあるイベントの、なお足りない隙間を埋めるイベントをやる。
もっと安くイベントに行きたい人のために。
もっとたくさん話したい人のために。
その人たちの先に繋がる介護人やじじばばの元気と幸せがちょっとでもプラスになるために。
参加者が持ち帰って同じようなことをしてくれたら嬉しいし、ツナガルのような団体やイベントが全国でどんどん増えたらそれも嬉しい。
著作権も何もないので、どんどん真似してほしい。
でも、集まるだけで楽しいんだ。ほんとは(笑
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