見出し画像

【第3回 TSCのあのひと】(東北大学理学部4年・としかげさん)

 宇宙の様々な分野に興味を持った学生が、「東北の宇宙をワクワクさせる」を合言葉に活動しているTohoku Space Community(通称TSC)。
 新シリーズ【TSCのあのひと】では、TSCの活動の雰囲気を知ってもらうことを目的として、メンバーの紹介をしていきます!TSCの活動に興味を持ってくれた方、入会を考えている方にぜひ読んでいただきたいです🤩

【TSCのあのひと】の3人目は、としかげさん(東北大学理学部宇宙地球物理学科天文学コース4年)です!としかげさんに、宇宙に興味を持ったきっかけやTSCにはいったきっかけについて聞いてみました👀


Q1.プロフィールを教えてください!

東北大学理学部宇宙地球物理学科天文学コース4年、兵庫県姫路市出身の敏蔭星治(としかげせいじ)といいます。城下町でのびのびと育ちました。

前回帰省した時に撮影した姫路城


Q2.宇宙に興味を持ったきっかけは?

私が覚えている最初の宇宙との思い出は、幼稚園くらいの頃、家で「宇宙探検」という ハッブル宇宙望遠鏡が捉えた惑星や星雲、銀河の写真をわけも分からず眺めていたことです。

こちらの本 宇宙探検 ピーター・ボンド

宇宙についてはもちろん、身近なことも全くわかっていない幼稚園児でしたが、「ちきゅう のそとには、うちゅう っていうおもしろいせかいがあるんや!」とワクワクしたことは今も鮮明に覚えています。

ここから紆余曲折ありながらも宇宙好きのまま、ここまで来てしまいましたね笑



Q3.宇宙以外に興味のあること、面白いと思うことは?

おもしろいと思ったことにすぐ手を出してしまうタイプですが、その中でも生き物に興味があります。昔はいろんな生き物を家に連れて帰っては育てていました。今思うと、両親や祖父母は大変だっただろうなと笑

当時は、ただただ「かっこいい!かわいい!」ということしか考えていませんでしたが、最近は、生物の姿形や能力がなぜそのように進化したのかを考えてみることにも面白みを感じています。

例えば、「なんで目は閉じられるのに、耳は閉じられないんだろう(そのように進化してきたんだろう)」のように、「当たり前だけど言われてみれば確かに考えたことなかったな」みたいなところに面白い秘密があったりするのかなと思っています。



Q4.何かの活動をする上でのポリシーを教えてください!

心がけたいことは「やりたいことだけやる!やりたくないことはやらない!」です。

私は、時間や労力のかかる作業を根性でやり抜くみたいな感じでやってしまうことが多々あります。もちろん、こんな性格が役に立つ面もあるとは思うのですが、結局はその場しのぎの解決にしかなっていなかったなあ...と反省することが多いです。

こうした経験から、できる限りやりたくないことは我慢するのではなくて、やりたいと思えるように変えていきたいと考えています。言うは易しでなかなか実行に移すのは難しいですが...笑



Q5.好きなこと、苦手なことはありますか?

BUMP OF CHICKEN さんが好きですね。痺れます。
https://youtu.be/_4BLiOP1aaY

マンドリンオーケストラの演奏も好きです。
https://youtu.be/BCFZO4KVDqQ

最近ハマっているのは、子ども科学電話相談室ですね。
子どもの素朴な疑問と先生方の問答が最高です笑
https://www.nhk.or.jp/radio/magazine/article/kodomoq/dJdbMpR3lc.html

苦手なものはホラー・心霊関連ですね。
昔、怖いもの見たさで「本当にあった怖い話」や「世にも奇妙な物語」を見すぎた副作用が一人暮らしになって現れ始めました。夜観測に行く天文学者としては大問題なので早く克服したいものですね...。



Q6. これなら誰にも負けない!というものはなんですか?

羞恥心のなさでしょうか笑

好きなことのためなら、勇気がいることでも飛び込んでいけるタイプだと思っています。高校時代「白色矮星」という星への愛を文化祭でスピーチしたことがあります。クラスの予選では大爆笑だったのですが、文化祭当日はややウケでした笑

黒歴史になりかけたこのスピーチですが、これをきっかけに宇宙好きであることを先生や友達に認知してもらうことができました。その結果、毎年高校で行われる講演会に宇宙飛行士の山崎直子さんを呼んでいただくことができたんです!


講演会でもらった山崎直子さんのサイン。友達が特別にもらったものを「とっしー(としかげ)が持っとくべき」ということで譲ってくれました...!感謝!

こんなこともあって、好きなことをどんどんアピールしていくことの重要性に気づき、たとえ勇気がいることでも、どんどん飛び込んでいくようにしています。




Q7. TSCに入ったきっかけは?

大学入学直後に、当時TSCが開催していたYuri’s Nightという宇宙好きイベントに参加したことがきっかけです。

はじめましての人と宇宙の話を通してこんなに仲良くなれるんだ!と思ったのが自分にとって感動的で、その瞬間によしTSC入ろう!と思っていました。

あのとき勇気を出して Yuri’s Night に申し込んでいなかったら、きっと全然違う大学生活だっただろうなあと思うので、昔の自分を褒めてあげたいと思います笑



Q8. TSCに入ってよかったと思うことはなんですか?

TSCのおかげで得られた様々な出会いなどを挙げていくとキリがないですが、自分にとって大きかった気付きは「無ければ自分で作ればいい」ということでしょうか。

TSCでやったことは 新しいことだらけで、ゲリラ観望会、ソラモン、TOHOKU Space Conference … などなど、たくさん挑戦するチャンスを得ました。イチから作り上げるというのはもちろん苦労もありますが、自由にやりたいことを実現できる楽しさに気づけてからはそのハードルがぐっと下がりました。

これからもこの経験を生かして、TSC内外問わずやりたいことにどんどん挑戦していきたいですね。



Q9. これからTSCでやってみたいことはありますか?

「Tohoku」という名前を冠してはいますが、まだまだ宮城県以外のメンバーは少なく、県外のイベントもあまり開催できていません。

今後はぜひ、県外の仲間を増やして東北全体が宇宙という分野を通して繋がり、発展していければいいなあと思っています。ご参加お待ちしてます🙌



Q10. 将来の展望を教えてください!

現在、大学では天文学、中でも超新星爆発やそれに関係するコンパクト天体(白色矮星・中性子星など)について学んでいます。

今後は研究を続けるとともに、天文学や物理学の楽しさを多くの人に伝えられる活動に取り組みたいです。いつか自分も子ども科学相談室で子どもたちと不思議なことについて語り合いたいですね。



としかげ のSNS

 最近は全く動かせていないですが、一応 Twitter やっています!

 https://twitter.com/mandoler0314

 院試が終わったら復活するかも?なのでもしよければフォローお願いします。



【Tohoku Space Community について】

Tohoku Space Community は、天文学や宇宙工学など宇宙の様々な分野に興味を持った学生が、「東北の宇宙をワクワクさせる」を合言葉に活動している団体です!だれもがワクワクできる宇宙好きのコミュニティの形成や、イベントの企画運営に興味のある方は下記リンクまで!

HP
https://tsctohoku.wixsite.com/tohokuspacecommunity

Facebook
https://www.facebook.com/tohokuspacecommunity/

Twitter
https://twitter.com/tsctohoku





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?